今回は、私の友人Uさんから聞いた、亭主関白になった旦那さんへ、娘さんがスカッと発言をしたエピソードを紹介します。
結婚をしてから、亭主関白に変わった旦那さん
Uさんの旦那さんは、結婚をしてから亭主関白になりました。
付き合っていたころは温厚だった、旦那さん。
Uさんに文句をいうことなく、なんでも受け入れてくれました。
しかし、結婚をしてから、態度が急変……。
いまでは、Uさんの行動に対して、言いたい放題です。
「女性とは」
と、Uさんに求めることが、多くあります。
Uさんは、いつも
「だったら自分はどうなのよ!!」
と不満に思っていました。
しかし、言い返すことはしません。
なるべく穏便に済ませながら、旦那さんの怒りの軌道修正をしていました。
「ケンカになったら、娘が可哀想だしさ」
そういって、Uさんは我慢し続けました。
亭主関白発言に、娘がスカッと一喝!! その言葉とは……?
ある日のこと。
Uさんは、家族で買い物に出かけました。
買い物中は、文句を言われるようなことはありませんでした。
むしろ気遣ってくれて、優しい旦那さん。
荷物をスッと持ってくれたり、車道側を歩いてくれたり……。
付き合っていたころを思い出すくらい、優しく感じました。
しかし、家に帰ってからが問題でした。
旦那さんの亭主関白モードがオンに……。
「女は買い物が長い。先に買うものを決めてから、出かけるべきだ」
と、今日の出かけた内容について、グチグチと文句をいってきたのです。
そして、旦那さんが、大きくため息をつきました。
「女は、一歩下がって控えめにいるべきだ」
その言葉を聞いたUさんは、唖然としました。
黙って聞いてれば、グチグチ文句ばっかり……
自分のことは棚にあげて、よくいうわ!!!
イライラを我慢していた、そのときです。
娘さんが、プッと吹き出しました。
そして、大声で笑い出して、こういいました。
「う、ウケるんだけど……!! そう思えるなんて、パパって結構、鈍感なんだね!! 実際は、手のひらで踊らされているとも知らずにさ……(笑)」
娘さんが言いたいことをすべていってくれたのです……!!
その言葉に、顔を真っ赤にして肩を震わせていた、旦那さん。
「悔しそうな顔が、めっちゃおもしろくてさ!! 本当、スッキリだったわ!!!」
と、Uさんは笑顔で語っていました。
まとめ
結婚をしたからといって、相手に自分の価値観を無理やり押しつけていいわけではありません。
昔は男性はこうあるべき、女性はこうあるべきといった考え方もありましたが、現在では男女問わずに協力していこうという考え方に変わってきています。
今後は、一緒に成長できるような、対等な関係になれるといいですね。
ftnコラムニスト:haru