パートをする主婦
主婦のAさんは近くのスーパーでパートをしていました。その日もいつものようにパートとして、レジ打ちをしていたのですが、そこで最悪の出来事が……。
なんとAさんの大嫌いなママ友が、お客さんとしてやってきたのです。
嫌いなママ友
「あら、お疲れ様」
ママ友はそんなことを言って、Aさんの前に買い物かごを出します。Aさんのレジにあえて並んだのは明らか……。なんだか嫌な予感がしました。
そもそも、Aさんがそのママ友を嫌いな理由は、いつも嫌味ばかり言うからです。Aさんだけでなく、他のママ友からもそのママ友は敬遠されています。
そして案の定、いつものようにママ友からの嫌味が始まりました。
まさかの言葉
「お金がないから、パートしなきゃいけないなんて大変ね(笑)」
ママ友はそんな言葉を吐き出してきます。
「私はこんなことできないわ。偉いわねぇ」
明らかに見下した言い方です。
ママ友はそんな嫌味を言いたくて、Aさんのレジに並んだのでしょう。
しかしまがりなりにも相手はお客さん。Aさんは我慢するしかありません。
と、そこで「いつもありがとうございます」そんな声をあげた人物が……。
実は先ほどからずっと側にいて、レジを手伝ってくれていた同僚です。そしてその同僚はまさかの言葉を嫌味なママ友に告げました。
「いつも閉店間際に売れ残ったお惣菜をたくさん買っていただいて、助かってます」
ママ友の反応は?
後から聞いた話ですが、嫌味なママ友はいつもAさんがいない閉店間際の時間帯にやってきて、売れ残りのお惣菜をたくさん買っていくとのこと。
売れ残りの惣菜は割引されているため、当然それが狙いだということはわかります。
つまり同僚はママ友に「あなたもそんな嫌味言えないでしょ?」と暗に伝えたのです。
そんなことを言われたママ友は、焦った表情を浮かべます。そして歯を食いしばり、何も言わないでそのままレジを後にしていきました。
何も言えず、悔しそうに帰っていった嫌味なママ友の姿を見て、Aさんは心の底からスカッとしました。
「ありがとね」と同僚に伝えると、同僚はニコッと笑顔。そしてその後、嫌味なママ友がスーパーにやってくることはなくなったのだそうです。
嫌味なママ友に職場で絡まれるなんて、最悪ですよね。しかし同僚に助けてもらえたようで、良かったです。
ltnコラムニスト:ふくろうクジラ