姑世代の中には「母親はこうあるべき」と古い価値観を押し付けてくる人もいます。知人の姑は、ファッションやメイクに口出しをしてくるタイプでした。「うっとうしいな…」と思っていたら、孫のある言動で姑は撃沈! その言動とは?
ftnews.jp

ファッションやメイクに口出しする姑

知人の姑は古い価値観の持ち主。「母親になったら母親らしい装いをするべき」と、嫁のファッションやメイクにダメ出しをしていました。
ファッションは動きやすさ第一で選ぶべきだと主張し、スカートは女を出しすぎているという理由でNG。
華やかな雰囲気のメイクは否定され、ネイルなんてもってのほか。
おとなしい落ち着いたファッションやメイクをしないと、不機嫌になるタイプでした。

「母らしくしろ!」という姑にウンザリ

「母親らしくしろ!」というのが、姑の口癖。
「そんなお金や時間があるなら、家事や育児に費やせ!」と説教してきます。
おしゃれが好きな知人はウンザリしつつも、ケンカをするのが面倒で「ソウデスネー」と適当に聞き流していました。

無邪気な孫の悪意なき攻撃!

そんな中、姑の誕生日に子ども(姑にとって孫)が描いた似顔絵をプレゼントをすることになりました。
子どもが描いた姑の顔は、シミやシワだらけ!
洋服は地味な色で描かれ、年齢以上に老けた仕上がりになっていました。

無邪気な子どもは、見たままの姿を描くもの。
姑はおしゃれっ気がなく、スキンケアに力を入れていないのだから、仕方ないですよね。
知人は内心ニヤニヤしながら、姑に似顔絵をプレゼントしました。

ショックを受ける姑だけど……

老けた姿を描かれた姑は大ショック!
ひきつった笑顔を見せながら孫に「おばあちゃん、こんなお顔してる?」と聞くと、子どもは「うん!」と力強く答えます。
姑は「そんなはずはない!」と思っていたはずですが、子どもが純粋に描いたものです。
怒ることもできず、撃沈しました。

「お義母さんは【おばあちゃんらしいおばあちゃん】ですからねぇ」と笑顔で追い打ちをかけた知人は、相当ストレスが溜まっていたようです。
それ以降、姑は嫁のファッションやメイクに口出しをしなくなり、自身も若返りを狙った装いをするようになりました。

子どもの無邪気さは強烈ですね。
どんな言葉よりも高い攻撃力に感心しちゃいました。

ftnコラムニスト:愉子