赤ちゃんを連れて外出をすると、予期せぬ事態に陥ることもあります。
今回は、私が実際に体験した、人の優しさに感動したエピソードを紹介します。
ftnews.jp

ワンオペ育児だと、買い物をするための外出が必須……

私は、出産したあと、ワンオペ育児が続きました。
そのため、子どもが生後1ヶ月のときから、買い物に出かけるようになりました。

赤ちゃんを連れての外出は、奇想天外。
いつも、なにかしら事件が起きました。

多めに持っていったはずのオムツが足りなかったり……

授乳室がないからミルクにしようとすると、
「ミルクはイヤなの!!!」
と、いわんばかりに大号泣されたり……

外出先だと、いつもと違う環境なので、赤ちゃんも不安だったのかもしれません。

しかし、私はワンオペ育児の真っ只中。
どんな状況になろうとも、食料が尽きてしまっては、買い物に出かけなくてはなりません。

いつも覚悟を決めて、出かけていました。

気晴らしに散歩!! と思ったら、大号泣……!!?

この日は、いつものスーパーとは違う、アウトレットパークで買い物をしました。

外を歩けるし、赤ちゃんも気晴らしになる!!
なんなら、私も気晴らしになるし!!

そう思って、ベビーカーに乗せた赤ちゃんを連れて、歩きました。

しかし、30分もしないうちに、赤ちゃんは
「ふぇ、ふぇ」
と、泣き出す寸前……。

お腹はいっぱいなはず。
ゲップもちゃんとしました。
オムツは替えたばかり。

……ってことは、眠い??
そとは明るいし、暗くすれば寝れるかな?

そう思った私は、ベビーカーのシェードをかけました。

しかし……
「んぎゃぁぁぁーーーー!!!!」

いままでにないくらいの声量で、泣き出してしまいました……!!!

パニックの私に、救いの手……!! 女子高生が女神のように見えた……!!

いま思えば、シェードをかけたことで前が見えずに、不安で泣き出したのだと推測できます。
でも、当時は新米ママの私。
突然、大きな声で泣き出した赤ちゃんに、私はパニックになりました。

抱っこをしても、泣き止みません。
お気に入りのタオルを渡しても、気がついてくれずに叩かれます。

大音量で泣く、赤ちゃん。
あまりの大きさに、まわりの視線が突き刺さるように感じます……。

いたたまれない気持ちになり、涙が浮かんでいた、そのとき……

「あの、これよかったら、どうぞ……」

声をかけられた私は、顔をあげました。
そこに立っていたのは、女子高生。
差し出してくれていたのは、小袋に入った飴でした。

私は、女子高生に
「ごめんね。この子、まだ赤ちゃんだから食べられないんだ」
といいました。

すると、女子高生は首を横に振り、口を開きました。
「赤ちゃんって、ビニールの音がいいんじゃなかったかな、と思って……。でも、これしかなかったから……ごめんなさい」

なんと、女子高生は
「赤ちゃんはビニール袋の音で泣き止むことがある」
ということを知っていて、音が鳴るものを探してくれていたのです……!!

ビニール袋を持っていなかったけれど、小袋の飴を持っていた女子高生。
擦ると、カサカサと音が鳴ったので、これでも大丈夫かもしれないと思い、勇気を出して声をかけてくれたのです。

なんっっっっって、優しい子なの……!!!!!

人の優しさに触れた私は、嬉しくて、再び涙が浮かびました。
小袋の飴を見ると、いまでもその女子高生を思い出します。

ちなみに赤ちゃんは、女子高生に抱っこをしてもらったら、泣き止みました。
若くて可愛い子がいい、ってことなのね……!!!?

まとめ

出産後は、赤ちゃんのお世話が忙しくて、人と話す機会が減ります。
そんななかで触れた、人の優しさ。
あの女子高生のように、困っている人に声をかけられるように、日頃から心がけたいですね。

ftnコラムニスト:haru