手料理に文句を言われると、「せっかく作ったのに!」 と嫌な気持ちになりますよね。
今回は、私の友人Hさんから聞いた、手料理に文句ばかりいう姑へのスカッと展開エピソードを紹介します。
ftnews.jp

義母の食事管理をするために、義実家で同居をスタート

Hさんは、結婚をしてから義実家で同居をしています。

同居の理由は、義母のお世話をするためです。
義母は元気なのですが、食事に気を付けなければなりません。

塩分を控えめにした食事。
しかし味が薄いからと言って、通常の味付けにしてしまうのです。

見かねた旦那さんが、Hさんと結婚をするときに同居の相談をしました。
理由も理由だったため、Hさんは快く承諾。
結婚と同時に、義実家での同居生活がスタートしました。

出す料理すべてに文句をいう義母。「味が薄い!! マズすぎる!!」

同居をし始めてから、Hさんは料理について勉強するようになりました。

どんな食事がいいのか。
塩分控えめでも、おいしい調理方法はないのか。
毎日、試行錯誤をしていました。

しかしHさんの気遣いはむなしく、義母は文句ばかり言ってきます。

「味が薄すぎる!! 料理が下手!!」
「コンビニのおいしい弁当を食べるから、作らなくていい」
「マズそうな料理……!! 色どりがなくて、みているのもイヤになるね」

ことごとく貶してくる義母。
つらい言葉を投げかけられても、Hさんは耐えていました。

むしろ、Hさんは悔しさをバネにして
「いつか、おいしい減塩料理を作るんだ!」
と、意気込んでいたのです。

義母はついに料理を捨てた……!! しかし、その料理を作ったのは……?

ある日、Hさんは義父に声をかけられました。
義父からあるお願いごとをされて、承諾したHさん。

しばらくの間、義父と一緒にキッチンで作業をしました。

お昼ごはんの時間になり、Hさんはいつもどおりに料理を並べます。
その料理を見た義母は、眉をひそめました。

そして、大きなため息……。

「また、マズそうな料理だねぇ。もっとおいしそうな料理にしな!!」
減塩料理を見た義母は、いつものように罵倒してきます。
そして義母は料理皿を手に持つと、キッチンへと向かいました。

どうしたのだろう?
と様子を見ていたところ……

バサーッ!!

なんと義母は、料理をすべて捨ててしまったのです……!!

驚いたHさんは、思わず固まりました。

実は、この日は義両親の結婚記念日。
義父が義母のためを思って
「あいつのために、おいしい減塩料理を作ってあげたい」
と、初めて作った手料理だったのです……!!

真実を伝えた瞬間、義母は顔面蒼白……!!

「ご、ごごご、ごめんなさい……!!!」
と、大慌てで料理を回収していました。

その姿を見たHさんの心はスッキリ。
この一件に懲りた義母は、その後あまり料理に文句を言わなくなりました。

まとめ

義母の健康面のために努力をして料理をしていたのに、作るたびに文句を言われてしまうと、すべてを否定されたようでツライものです。
作ってくれた人の気持ちも汲み取れるような、心のゆとりを持ちたいものですね。

ftnコラムニスト:haru