家庭によって味付けって色々ありますよね。でもそれに対して文句を言われたり、否定されたら......? 嫁であるAさんの味付けにやたらと文句を言ってくる姑がガクッとうなだれた、スカッとするお話をどうぞ。

味付けについて文句を言ってくる姑

夫と結婚して1年。Aさんはストレスが溜まる日々が続いていました。その原因は、同居している姑の存在。Aさんの作る料理に対して「味薄すぎてぼやけてるわよ」「料理あまり上手じゃないわねえ」と文句ばかり言ってくるのです。夫が小言をやめるよう説得しますが、全く聞く耳持たずで食事中はたびたび殺伐とした空気が漂っていました。

姑「健康よ!」→精密検査が必要に

60歳の誕生日を迎え、Aさんが一生懸命料理を作りましたが、相変わらず薄味と文句を言ってくる姑。そして「私はこんなに元気なのよ」「Aちゃんも私を見習って料理の味付けをもう少し濃くしたら?」と健康体を自慢してきました。しかし、その1週間後、健康診断の結果が返ってきた姑は唖然。精密検査が必要となっていたのです。

医師から衝撃の宣告!

「何かの間違いだわ」と怒り狂う姑をなだめて、一緒に病院に向かうことにしたAさん。すると、医師からは「濃い食事とってない?」と開口一番に聞かれます。Aさんがおそるおそる姑の味付けを話すと、ため息をついた医師から、衝撃の宣告を受けることに。「高血圧の数値がひどい」「あと一歩で入院してもらわなければならないところだよ」との指摘を受けてしまいました。

怒られてシュンとなる姑

「そんなはずはないわ」「私は元気よ」と信じようとしませんが、医師から今の状態がどれだけ悪いかを聞かされると呆然なる姑。「食事を見直さなければだめ」と強く叱られてシュンと反省したそうです。その後はAさんの味付けに文句を言うことなく、段々と舌が慣れてきたのか「意外とおいしいわね」と褒めるようになった姑。今では健康のために、2人でたまにジョギングをするほど仲良くなったそうです。

ftnコラムニスト:一瀬あい