義両親とのお付き合いがうまくいかない。そんな時、夫が義両親との仲を取り持ってくれたら、気が楽ですよね。でももし、夫が義両親とあなたの関係に無関心だったら? 今回は、味方であるはずの夫と義両親から嫌がらせを受け続けていたというNさんのお話です。
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夫の意向で専業主婦に

結婚後、夫の意向で専業主婦になったというNさん。できれば主婦をしながら、仕事も続けたいと考えていたNさんでしたが、「仕事から帰ってきた俺を、晩御飯を作って待っていて欲しい。」という夫からの素敵な文句に、仕方なく仕事を辞めてしまったのだそう。そのタイミングで、少しでも収入の足しになればと思い、在宅でもできる副業を始めたのだとか。

金食い虫と私を蔑む義母

しかし、Nさんが仕事を辞めた途端、義母が急に冷たくなったように感じたというのです。それまでは、二人で出かけることもあったほど仲が良かったのに一体なぜ。どうやら義母は、夫にだけ働かせて、仕事を辞めたNさんが家で楽をしていると思ったのだそう。Nさんはすぐに義母の誤解を解こうと事情を説明したそうですが、全く聞く耳を持ってくれず、しまいには「金食い虫」などと言われてしまう始末。

味方をしてくれない夫

本当は仕事を続けたいと考えていたNさんが専業主婦になったのは、元はと言えば夫からお願いされたからでした。そのことについて、義母の誤解をなんとか解いて欲しいと夫に頼むNさん。しかし、なぜか義母に本当のことを伝えようとしない夫。それどころか、義母と結託して無職のNさんを蔑むようになったのだとか。もともとマザコン気質のあった夫は、どうやら義母と揉めるのが嫌だったようです。

度重なるモラハラ、心を決めたNさんは

義母からは嫌味を言われ続け、そんな義母を擁護する発言ばかりの夫にもうんざりしたNさん。「どうせ無職なんだから離婚もできないだろ。」という夫の発言に心を決めたNさんは、数日後に離婚届を突きつけたのだそう。さすがの夫もこれには驚いた様子だったそうですが、仕方なく離婚届にサイン。この時、夫は、Nさんが書類を提出することはないだろうと踏んでいました。しかし、Nさんはすぐに書類を提出。

在宅ワークのおかげ、副業に窮地を救われ

夫と離婚してしまえば、無職だったNさんは路頭に迷うことになってしまいます。しかし、Nさんが離婚に踏み切ることができた事には理由がありました。実は、仕事を辞めたタイミングで始めていた副業が軌道に乗り、この時にはすでに、本職の収入を超えていたのです。そのお金は夫と二人で暮らしていくために貯めていたのだと言います。Nさんは金食い虫などではなかったということです。

いかがだったでしょうか。
その後、Nさんにしっかりと収入源があることを知った義母からは謝罪をされ、夫からも復縁話を持ちかけられたそうですが、Nさんはこれは一蹴。
現在は会社を起こし、数名の会社員を抱える社長になったそうですよ。

ftnコラムニスト:翠夏