夫も両親も来れず、孤独な陣痛室
友人のA子は第1子を出産するとき、かなりの難産で苦労したそうです。なかなかお産が進まず、陣痛室で15時間以上過ごしたんだとか……!
不運にも夫は海外出張中で出産に間に合わず、A子の両親は高齢で遠方に住んでいるため駆けつけられず。A子は必死で孤独と痛みに耐えていました。
でも姑には来ないでほしかった……
そこに現れたのが姑です!
「近くまで来たから寄ってみたけど、まだ生まれないの?」と初っ端から無神経発言を投下され、(こんなに大変なときに、なんで来たのよ……)と内心うんざりのA子。
しかも「お義母さん、もう帰ってくれていいですよ」とA子が言っても、「身内が誰もいないなんて不安でしょ? 私が出産までいるわ!」と居座る気まんまん……。
笑いごとじゃないんですけど?!
そのうち陣痛が本格的に始まってしまいました。
モニターの数値が上がると陣痛が来ることに気付いた姑は、陣痛のたびに「ほらほら、また痛いの来るよぉ~(笑)」「わ~すごい痛そ~!」と茶化してきます。
気を紛らわせてくれているのかもしれませんが、A子には不快感しかありませんでした……。
助産師が一喝!
助産師が様子を見に来たときも、「わーA子ちゃん! すごい波が来るわ! やばーい!」とうるさい姑。いいかげんにしてくれー! と思いながらもどうすることもできないA子。
助けてくれたのは助産師でした。
場違いにはしゃぐ姑に「ちょっとおばあちゃん! うるさくてこっちの声が聞こえないから外出ててくれます? 何しに来たの? はっきり言って邪魔!」と一喝してくれたのです。
助産師に怒られたことで、さすがも姑のやっと騒ぐのをやめて陣痛室から出たそうです。
その後、「生まれるまで廊下で待つ!」言い張る姑を別の助産師が説得し、なんとか家に帰してくれたんだとか。
まとめ
出産のとき誰より頼りになるのが助産師。心身ともに助けられたというママも多いのでは?
姑よりよっぽどありがたい存在ですよね!
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの