結婚して義両親と同居の日々。作者の友人は姑との関係はとても良好のようですが、問題は舅との関係性だと言います。姑が詩吟の習い事で外出して、旦那も仕事で外出しているときのこと。家で舅がベタベタしてくるそう。
何かにつけて、呼びつけ、「スマホの操作はどうしたらいいんだ?」「かぼちゃの煮物を作りたいんだが教えてくれ」などなど......。
何かにつけて、呼びつけ、「スマホの操作はどうしたらいいんだ?」「かぼちゃの煮物を作りたいんだが教えてくれ」などなど......。
旦那や義母の留守中に......
義父が何かと擦り寄ってくるのは大抵、旦那も義母もいないときです。その時を見計らって、
「スマホの画面が真っ暗になった。なんとかしてくれ」とか、「パソコンがネットに繋がらなくなったとか言ってくるんです。最初は面倒を見てあげていたんですが、距離感がどうもおかしいんです。けっこう、ピッタリと寄り添ってくる感じで、正直言って気持ち悪いです。
旦那に相談するも......
旦那に相談してみたんですが、「気のせいじゃないのか?」と言われ、相手にされませんでした。「スマホの操作だって、親父は慣れてないからよくわからないだろうし、インターネット接続だってパソコンに詳しくないからキツイと思うし」と言うだけ。距離感がおかしい、とも言ったんですが、「肩に触るとかなければ、別にいんじゃね?」と言うだけでした。
我慢の限界
やがて、義父のベタベタもエスカレートすることになります。この前、「嫁子さん、肩揉んであげようか?」と言われました。居間で家計簿をつけている時でした。首が痛いなぁと思って大きく伸びをしたんです。そしたら、背後に、人の気配を感じ、振り返ると義父がすぐ近くに立っていました。もちろん、「大丈夫です!」と即答で断りました。
家出を決行
義父には、まだ、身体を触られたわけではないけど、いつか触られたら嫌だなぁと感じ、旦那に置き手紙をして実家に避難しました。流石に、家のことがなにもできない旦那はすぐに「悪かった。親父にはキツく言っておくから帰ってきてくれ」とSOSのLINEを送ってきました。その後、同居は続行になりましたが、義父も態度を改めてくれて、ベタベタすることはなくなりました。
義父にも何か言い分はあったかもしれませんが、お互いに気持ちよく過ごせる距離感は大切ですね。
ftnコラムニスト:サンマ雲