しかし、姑世代にはそう思わない人もまだまだいるようです。今回は「冷凍食品=悪」と考える姑とバトルになったエピソードを友人に聞きました。
学童に持たせるためにお弁当を作る毎日
A子は仕事をしながら小学生の子ども2人を育てるワーママです。
子どもの学校が長期休みに入るとA子の頭を悩ませるのがお弁当問題。学校がある時は給食ですが、長期休み中はお弁当を持たせて学童に送り出さなければいけないのです。
とはいえ、なるべく美味しく楽しく食べてほしいと思い、A子は毎日工夫を重ねていました。市販の冷凍食品も、1日2つまでなら使っていいというマイルールを設けて、上手に活用していたそうです。
文句だらけの姑
そんなA子のお弁当作りに不満を抱いていたのが同居する姑です。
姑はA子が冷凍食品を使うたびに、「私はそんなの使ったことないし全部手作りしてたわよ! 添加物や保存料って身体に悪いし。子どもに対する愛情があったら冷凍食品なんて使わないはずよ」と言ってきて、A子をうんざりさせていました。
夫が痛快すぎる反撃!
ある朝、A子が慌しくお弁当を作っていると、いつものように姑がキッチンにやってきて、お決まりの「冷凍食品なんて」「愛情不足」という内容でA子に嫌味を言ってきました。
その日は夫が休みで家にいたため、姑は夫にまで「私のお弁当は冷凍食品なんて入ってたことないわよねぇ~?♡」と話を振ります。
しかし、A子がイライラしていると、夫が予想外の言葉で助けてくれました。
「オレ母さんの弁当で腹壊したことがあるよ」
何も言い返せない姑……ザマァ(笑)
「エッ……?!」夫の言葉を聞いて絶句する姑。
さらに夫は「素人が作るより冷凍食品のほうが衛生的なこともあるよ」と追い討ち。
しかもその後、小学生の子どもたちにまで「保冷剤の代わりにもなるし、みんなお弁当に冷凍食品入れてるよ!」「ママのお弁当いつもおいしいよ♪」と追撃される始末。
姑はそれ以来、A子の作るお弁当に口出ししてこなくなったそうです。
まとめ
「冷凍食品かどうか」なんて、子どもは意外と気にしませんよね。むしろ冷凍食品のほうがおいしい! と言われたことがある……なんて経験のあるママも多いのでは?
何よりも大切なのはママと子どもがハッピーに過ごせること! 古い価値観でダメ出しばかりしていたら、そのうち誰にも相手にされなくなってしまいます。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの