幸せな日々を過ごしていたが……
Aさんは子供と旦那、そして旦那の両親と一緒に暮らす主婦です。義父母とも良い関係を築けており、幸せな日々を過ごしていました。
しかしそんなある日、その平和な日々を脅かす出来事が……。
それは義姉が突然、家にやってきたことから始まります。
義父母の年金
「年金って、もうもらってるんでしょ?」
家にやってきた義姉は話もそこそこに突然、こんなことを言ってきました。義父母の年金のことです。
正直Aさんはこの時点で嫌な予感を感じていました。というのも、義姉はお金にルーズで、これまでに何回も義父母からお金を借りていたことを知っていたからです。
「その年金って、あんたたちが使ってるの?」
義姉にこんなことを言われたAさん。確かに一緒に生活していることもあり、義父母からいくらかの年金を生活費としてもらっていました。
そのことを伝えると、義姉はニヤリとほくそ笑みます。そしてまさかの一言を発してきました。
「じゃあその年金、私ももらう権利あるよね?」
義姉のまさかの言葉
「はい?」と思わず問い返すAさん。すると義姉はまくし立ててきます。
「だってあんたたちはもらってるのよね? じゃあおかしいじゃない。私も家族よ? 家族は平等! だったら私がもらえないのはおかしいでしょ!」
Aさんがもらってるのは、あくまで義父母の生活費分のお金です。それを考えれば、義姉が年金をもらうというのはまったく筋の通らない話。
つまり、義姉はただお金が欲しくて、適当に言いくるめようとしているだけなのです。
追い返してもしつこく……
当然、義姉に年金を渡す道理はありません。そのため旦那が「お金が欲しいだけだろ!」と怒鳴り、その日は義姉を追い返しました。
しかしその日をキッカケに何度もしつこく、義姉はお金を渡せと言い寄ってくるように……。
Aさんや旦那の目を盗んで、義父母しか家にいないときにやってきて、ほとんど無理やりに近い形でお金を奪っていくこともあったのだそう。
Aさんや旦那は、家に現金を置かないようにして、なんとか義姉から義父母の年金を守り続けているとのことです。
両親の年金を奪うなんて、最低な行為ですよね。家族にこのようなお金に汚い人間がいると、かなり厄介です。
ltnコラムニスト:ふくろうクジラ