知人は懸賞の達人!
懸賞が趣味の知人は、家電や旅行などに当選したこともあるツワモノ。
コツがあるらしく頻繁に当選していて、使い切れない食品や雑貨に限り、周囲にプレゼントをしていました。
私は単純に「すごいなー」とありがたく頂戴していましたが、近所に住むママ友はうらやましくなったのか、当選品をタダでクレクレとねだるようになりました。
当選品をクレクレするママ友に困惑
基本的に、懸賞の当選品は転売や譲渡は不可。
知人がそう言って断ると「あなたばかりいい思いをしてずるい!」とゴネ出してきました。
懸賞も当選するには添えるメッセージを考えたり、ハガキを買ったりと労力がかかりますが、そこはサラっと無視。
クレクレとひたすら要求してきました。
知人は「懸賞に興味があるなら、当選のコツを教えようか?」とママ友に提案したけれど、それは拒否。
どこまでも図々しいですよね。
断るとママ友が豹変!
「一度あげると後が面倒だ」と感じた知人はキッパリと断り、周囲におすそ分けするのもやめることにしました。
するとママ友は「当選品を周囲に自慢するあなたがいけないんだ!」と怒り出し、それでももらえないとわかると「懸賞が趣味なんて貧乏くさい!」とけなすように。
お願いする→怒る→けなす→再度お願いする……のループで人の話を聞かないママ友に、ぐったりしてしまいました。
「タダでもらっているんだから、譲ってくれてもいいでしょ! ケチ!」と捨て台詞を吐くママ友に困惑する友人。
ケチはそっちでしょ……と思いながら、断り続けました。
ママ友は貧しい家庭ではないので、なぜここまで執着するのか、まったく不明だそうです。
執着してくるママ友に恐怖……
それ以降ママ友に執着されていまい、荷物が届くと「それは何?」と当選品のチェックをされるようになりました。
その執着心に怖くなった知人は、頑丈な鍵付きの宅配ボックスを設置することに。
知人は「さすがに鍵を破壊して持ち去ることはないと思うけど」と怯えつつ、「自慢したつもりはないけれど、目立つことはするべきじゃなかった」と反省していました。
ftnコラムニスト:愉子