ママ友。それは時に素敵で時に厄介なもの。今回ご紹介するのは、筆者の知人であるAさんに起きたママ友トラブルの話です。自慢ばかりしてくるママ友って皆さんの周りにもいませんか?自慢ばかりのマウントママは、その自慢の根拠がなくなったらどうなってしまうのでしょう。早速見ていきましょう。
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また自慢……強烈マウントママ

幼稚園に通い始めたAさんには、仲良くするママ友グループができました。その中にいたのが、マウントママのPさん。Pさんが口を開けば自慢話ばかり。

「私の子どもは天才!」
「うちの旦那さんは年収○○○万円なのよ!」
「また新作のバッグ買っちゃった!」

AさんはPさんの話を聞くたびに、不快な気持ちになっていました。しかし、いい大人だから「すごいね〜」「ほんと、羨ましい!」などと適当な相槌を打ってPさんの自慢話をやり過ごしていたのです。

どこまでプライド高いの?マウントママに起きた悲劇

幼稚園の送り迎え時にPさんの自慢話を聞くことがすっかり日常となったある日、衝撃的なニュースがママ友グループに流れます。

なんと、Pさんの旦那さんが失業してしまったというのです。自慢の旦那さんが失業してしまったら、さぞかしPさんは落ち込んでいるだろうな。そう考えたAさんたちは、Pさんを慰めようとします。

しかし、Pさんは旦那の失業という窮地に追い込まれても、まだまだマウントママで居続けたのです。

Pさん:「うちは貯金もたくさんあるから大丈夫〜。みんな心配しないで〜」

強がりか事実かはわかりませんが、あれだけ金遣いの荒かったPさんが旦那さんが失業してしまって大丈夫なわけがありません。それなのに、まだまだ彼女の口からは自慢が出続けるのでした。

突然の失踪!消えたマウントママ

しばらくはいつも通りの態度を貫いていたPさんでしたが、ある日忽然と姿を消し音信不通になってしまいました。旦那さんが失業した時に強がらずに態度を改めていればよかったのに、自慢を続けていたので居づらくなってしまったのでしょう。

ママ友の一人が隣の街で懸命に働いているPさんを見かけたそうです。突然の音信不通だったので心配していましたが、元気に暮らしているようでAさんは安心しました。

いる時はウザいと思っていましたが不思議といなくなると寂しいもので、AさんはPさんにいつの日かまた復活してマウントをとってほしいとすら思うほどです。

マウントのとりすぎにはご用心!

人間関係は自分勝手な態度を取りすぎてはいけません。マウントママは自分勝手で自慢話を聞いてほしがる人のこと。あなたの自慢話も、他人にウザがられてしまっているかもしれません。

この話を反面教師にして、たまには自分の態度も改めたいものですね。そして、マウントママに現在進行系で苦しめられている人も、いつ何が起きるかはわかりません。広い心でマウントママの自慢をを受け流せる広い心を持てる人が結局最強なのかもしれません。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶