義理の親との同居は何かとトラブルが起こりやすいもの。周囲から見ると「そんなことで」と思うようなことでも、本人たちにとっては大事だったりもしますよね。今回は姑とのバトルを日々繰り広げる友人に同居エピソードを聞きました!
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長年の同居の末、姑が嫌がらせ開始

友人のA子は姑と同居を始めて2年になります。
最初の頃こそお互いに気を遣いあってそれなりに仲良くしていたのですが、月日が経つにつれだんだん遠慮や思いやりがなくなり、最近は衝突することも多くなってきたそう。

特にA子が困っているのは、姑の嫌がらせです。
ある時はA子が気に入って買っているシャンプーにボディーソープを勝手に詰め替えられていました。気付かず洗ってしまったA子の髪はギシギシの手触りに!

もちろん姑に文句を言いましたが、「あら~間違えちゃったわぁ。ボケちゃったのかしらね~」ととぼけて言うばかり……。

それならこっちもやらせていただきますッ!

それに対抗して、A子は食器用洗剤の容器にリンスを詰め替えました。

A子は食器洗浄機を愛用しているため手洗い用の洗剤はほとんど使いません。しかし姑は機械が苦手でほとんど手洗いで食器を洗います。
リンスとは知らずに使ってしまった姑はびっくり!お気に入りの湯呑みがヌルヌルになってしまい、ご立腹だったそう。

もちろん姑も「A子さん! なんでこんなことするの?!」と文句を言ってきましたが、A子は「ごめんなさーい。間違えちゃいましたぁ♡」ととぼけておっちょこちょいなフリで仕返し。

これはこれでアリかも?

A子と姑はいつもこんな地味な嫌がらせを仕掛けあっているそうです。
でも、案外この嫌がらせ合戦は姑を元気にしているんだとか。A子から「お義母さん! またやりましたね?!」と文句を言われるたびに、なんだか生き生きしている姑なのでした。

まとめ

一方的な嫌がらせは陰湿ですが、A子と姑のようにお互いに「やめて」と言える対等な関係なら、それもまたコミュニケーションになっているのかもしれませんね。
A子とやりあう姑はどこか楽しそうで、A子もそんな姑を心の底からは憎めずにいるそうです。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの