二次会は親しい友人たちだけで
友人のA子は最近結婚が決まり、慌しく準備に追われています。
コロナ禍ということもあり悩みましたが、やっぱり一生に一度のことだし盛大にやりたい! と思い、彼とも相談して職場の人や親族を呼んで盛大に結婚式と披露宴を執り行うことにしたそうです。
そして二次会は逆にリラックスして過ごせるように、カジュアルなレストランでごく親しい友人だけを呼んで行うことにしました。
姑が独自の「二次会」を強要してきて?!
しかしそれを聞いた姑は大反対!!
「二次会はこっちの親戚だけ呼んで我が家でするのよ! 嫁に来たっていうことを皆さんに認めてもらわなきゃならないんだから。私のときもそうだったの!」と言い張ります。
A子は内心「えっ!何それ絶対イヤ……」とドン引き。
彼も「今はそんなことする時代じゃないよ。友達同士だけで気楽にやりたいから」と言ってくれましたが、姑は聞く耳持たず。
「とにかく披露宴が終わったらすぐうちに来なさい!」の一点張りです。
せっかくの二次会なのに……
久しぶりに会える友達も多いし、せっかくみんなと二次会でゆっくり話せると思ったのに……A子はガッカリ。
彼も「もう一度オレから話してみるから」と言ってくれましたが、楽しいはずの結婚式準備もなんだかテンションが上がらなくなってしまいました。
披露宴のあとにそんな憂鬱な行事が控えていては当然ですよね。
姑が前言撤回! 一体なぜ?
ところが1週間ほどたち、姑から予想外の連絡が。
「やっぱり二次会はいいわ。あんたたちがやりたければ好きにしたら?」と言ってきたのです。
A子と彼はホッとすると同時に大喜び!
でも、なぜ姑は突然諦めたのでしょうか……?
あとから聞いた話によると、姑が集まってもらうと言っていた親戚は高齢者ばかりで、姑が声をかけても「披露宴のあとに二次会なんて体力がもたない」と参加を渋り、人数が集まらなかったそうです。
嫁を披露する!と息巻いていた姑は肩透かしをくらい大恥をかくことになったんだとか。
まとめ
結婚式や披露宴と同じように、二次会の主役も新郎新婦です。それを妨害しようとした姑の罪は重いですよね。
A子はこの一件以来、姑のことを信頼できなくなり、結婚式後も最低限のお付き合いだけで距離を置いているそうです。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの