五階建てのマンションに引っ越してきたは良いけど騒音トラブルに見舞われる
日当たりの悪いアパートに住んでいた私はどこか安くていい部屋がないかと引越し先を探していました。そんななか、条件ぴったりなマンションを見つけ契約したはいいのですが、すぐ上の階に住む住人が厄介なおばさんでした。歳の頃、五十代半ばといったところでしょうか。夜中の九時過ぎに洗濯機を回したり、掃除機をかけたりパンを捏ねる音も時折聞こえてきました。
子供が寝れないので注意を促すことに
子供が騒音が気になって寝れないので、意を決して大きな音の出る行為は他の時間帯にしてくれないかとやんわり注意をすることにしました。すると、おばさんは逆ギレ。「何よ、お宅の子供の話し声のほうがうるさいじゃない! お互いさまでしょ!! それにね、他の人からはそんなこと言われたことないんだからね!」と。
このマンションの家賃は相場よりお高めなこともあり、おばさんの両隣は空室。更に上の階も空室なので、騒音は特に気にならないのかもしれません。
嫌がらせ勃発
注意した翌日からおばさんによる嫌がらせが勃発しました。床をダンダン踏み鳴らす音が早朝に聞こえ、息子は嫌でも起きてしまいます。
そのため、連日の寝不足。私も息子も目の下にクマを作ることもありました。更にベランダにいろんな物が落ちてきました。基本的にゴミです。汚れた雑巾や、カップラーメンの空き容器。汚いものばかりなので洗濯物は室内で干すしかありませんでした。
我慢の限界が来て、引っ越しを決意
ダメ元で市営住宅に応募してみたら、ラッキーなことに当選しました。荷物をまとめて早急に避難しました。嫌がらせには遭ったけど、現在は母子ともども、平穏に暮らしています。子供が通う小学校までの道のりは前のマンションより少し距離が遠くなったけど、市営住宅の家賃はとても安いので家計的にも助かっています。
貯金も順調にできているのでおばさんの騒音トラブルは結果オーライだったと言えます。
ftnコラムニスト:サンマ雲