夢を叶える為に行動することは大切ですが、邪道な方法はいけません。
今回は、夢の為に暴走したママ友を紹介します!
ftnews.jp

読者モデルとして活躍する知人女性

知人女性は芸能界に憧れていたこともあり、子どもが保育園に入って余裕が出来たのを機に、思い切って読者モデルのオーディションに応募しました。
結果、彼女は審査を合格し、読者モデルとして活動し始めます。
「この年齢になって、夢が叶って嬉しい」
そう言って微笑む彼女の姿は、とても眩しく見えました。

自信満々のママ友

そんな知人女性の元に、保育園のママ友Mが「私も読者モデルになりたい!」と打ち明けてきました。
読者モデルになる為には、オーディションに合格する必要があるので、まずは書類を送る必要があると知人女性は述べます。しかしMは、ここで予想外の主張を繰り出しました。
「書類なら出したけど、審査員に見る目が無いばっかりに書類落ちしたのよ! 私の良さはやっぱ、直接会わないと伝わらないわよね~。だから! 私を直接、撮影現場に連れて行って!」
「雑誌に載るモデルが、写真で良さが伝わらなくて、何の意味があるんだろうか?」
頭にそんな考えがよぎりながら「ちょっと、それは出来ない……」と知人女性はMの頼みを拒否しました。

常識人の旦那さん

「何よケチ! 私の方が売れるって分かってるから、意地悪してるんでしょ?」
1ミリも危惧していないことに対し、妄想を膨らませて持論を展開するMに、知人女性は恐怖心を抱きます。
どうしたものかと考えた結果、彼女はMの旦那さんにこのことを相談しました。
知人女性の夫が父兄参観に参加した際、Mの旦那さんと夫の間に交友関係が出来上がっていたのです。
旦那さんはMの妄想劇を聞くと「誠に申し訳ございません!」と言って、Mを厳しく叱咤しました。
Mもさすがに、旦那さんに怒られたことが堪えたようで、それからは知人女性に無茶ぶりをしなくなったそうです。
「もういい! 私は自力で、輝いて見せる!」
そう言ってMは現在、ネット上でインフルエンサーとなることを夢見て、自撮りを沢山ネットにアップしています。
ネットの大海原で誰かが自分を見つけ、芸能人になるという輝かしいシンデレラストーリーを夢見ているそうです。

ftnコラムニスト:六条京子