「親しき中にも礼儀あり」は、家族間でも当てはまります。
今回は、孫の厚意を踏みにじった姑のエピソードを紹介します!
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病院送迎に尽きそう優しい孫

知人女性の姑は、月2回のペースで総合病院に通院しています。
要介護3ということもあり1人で行動するのは難しく、送迎と付き添いを、知人女性の娘さんが行っていました。
まだ大学生の娘さんは、遊びたい盛りであるにも関わらず「私も介護に協力したい!」と言っていたそうですから、その殊勝な心掛けには感心してしまいます。

姑のワガママに唖然……

しかし、ある日を境に娘さんが「もう、おばあちゃんの付き添いはしたくない」と言い出しました。
なんでも、娘さんが待合室でゲームをしたら「大学生にもなってゲームなんて、みっともないからやめなさい!」と姑が咎めたというのです。
誰だって長時間、待合室で付き添っていたら、気分転換を行いたくなるものです。
それにゲームが趣味という社会人は沢山いますし、個人の趣味を指摘される筋合いもありません。
ワザワザ貴重な休みを割いて、付き添ってくれた相手にそんなことを言うなんて、失礼にも程があるでしょう。

身から出た錆

この件をキッカケに知人女性の夫も「もう、お前は付き添わなくていい」と娘さんに直接話をしました。
とはいえ知人女性も夫も働いてる為に、そこまで頻繁に送迎は出来ません。結局、姑は都合の合わない時は自費で介護タクシーを利用することとなりました。
「私は、孫の為を思って言ったのに!」
と姑は被害者ぶっていますが、そんな姑にこそ、助言してあげる指導者が必要でしょうね。

ftnコラムニスト:六条京子