出産したあと、実家ではなく義実家に里帰りをするパターンもあります。
今回は、私の友人Rさんから聞いた「義実家での里帰りトラブルエピソード」を紹介します。
ftnews.jp

産後に頼る場所がないRさん。義実家に里帰り出産をすることに……

Rさんは、現在妊娠中です。
臨月に入り、出産も間近。
産後に備えて、いろいろと準備をしている真っ最中です。

Rさんのご両親は他界していて、頼れる実家はありません。
そのため、Rさんは旦那さんと相談をして、義実家に里帰り出産をすることにしました。

義両親も
「いつ産まれるかわからないし、早めにいらっしゃい」
といってくれました。

1人で、すべてを抱える覚悟でいたRさんは、ひと安心。
「いつ産まれてきてもいいよ!」
という気持ちになれました。

産後のサポートをしてくれる義母。本当にありがとうございます!!

Rさんは無事に赤ちゃんを出産。
初産で時間がかかったものの、母子ともに健康です。

退院すると、そのまま義実家へいくことになったRさん。
旦那さんも一緒に、義実家で過ごします。

新生児がいる義実家での生活は、慣れないことの連続。
産後の疲れきった体には、ツライものもありました。

でも、義母がご飯を作ってくれたり、哺乳瓶を消毒してくれたり、サポートをしてくれたおかげで、なんとか過ごせていました。
義母には、本当に感謝です。

しかし、義母からのサポートがある生活も、そう長くは続きませんでした。

「ついでだから」 と家事を押しつける義母。→ 旦那さんが一喝!!

最初のうちは、Rさんに優しかった義母。
しかし1週間もすると、徐々に義実家の家事を押しつけるようになったのです。

赤ちゃんに関するお世話であれば、Rさんも慣れていかなければならないもの。
「義母に甘えてばかりではいけない」
そう思ったRさんでしたが……。

義母の態度に違和感を覚えたのは、家事の範囲。
Rさんが洗濯をしようとすると
「ついでだから、これも洗って干しておいて」
と、義実家の洗濯も任されるようになったのです。

それも偶然ではなく、洗濯をするたびに毎回……。

哺乳瓶を消毒していると
「ついでに、シンクのところの食器を洗っておいて」
といわれます。

ついで、が続く毎日。
そうしているうちに、義実家のほとんどの家事をこなすようになっていました。

産後で体が思うように動かないRさん。
さすがにツラくなってきて、旦那さんに相談をしました。

すると旦那さんは
「はぁぁ!!? 母さん、そんなことさせてんのかよ!!」
と、大激怒!!

すぐに義母のところへいき、
「母さん!! こっちは産後のRをゆっくりさせるために帰ってきてんだよ!! こんなに家事をさせるんだったら、ここにいる意味がないだろ!!!」
とキッパリと一喝!!
Rさんのことを、しかってくれたのです。

その後、義実家から自宅へと戻った、Rさんと旦那さんと赤ちゃん。

「ワンオペはツライけど、自分たちの家事だけをすればいい環境のほうが落ち着く……」
と、Rさんは笑っていました。

まとめ

産後のケアをするはずの帰省が、義実家の家事を押しつけられてしまっては、なかなか回復することができませんよね。
産後のママは、心も体も、赤ちゃんのことでいっぱいです。
赤ちゃんに向き合える環境で過ごせることが、産後のママにとって大切なことかもしれません。

ftnコラムニスト:haru