旦那が不倫していたら、復讐をしてやりたいと思う人もいるでしょう。中にはその気持ちに同調する仲間が集まり、みんなで旦那に復讐をしたというケースも。そこで今回は知人から聞いた「不倫被害者で結託して旦那に復讐した話」をご紹介します。
ftnews.jp

旦那の不倫が発覚

主婦のAさんは、大きなショックを受けていました。というのもつい最近、旦那が不倫していたことが発覚したからです。

旦那は謝罪しましたが、それが形だけのものであることは明白……。

「絶対に許さない」Aさんはそんな気持ちを抱えていました。

不倫被害者コミュニティー

しかし許さないと言っても何かできるわけでもなく、普通の日々を過ごし続けるAさん。そんな中で、ある人たちと知り合います。

SNSで、Aさんと同じように旦那に不倫をされた不倫被害者が集まるコミュニティーがあり、Aさんは最近そこに参加したのです。

そこで自身に起きたことをみんなに話すAさん。すると、そのコミュニティーの主催者からある提案をされました。

「みんなで一緒に復讐しませんか?」

復讐を決意する

「絶対に旦那を許せない」という気持ちを思い出したAさん。

「復讐したいです!」

その言葉とともに、旦那の職場の住所や不倫相手の連絡先など、旦那のスマホを盗み見して得たあらゆる情報を、コミュニティーのメンバーと共有したのです。

そして復讐が始まります。

始まった復讐

メンバーたちは、旦那の会社のもとに次々に連絡していきます。その内容はもちろん、旦那が不倫していることを暴露する内容。

さらに、会社に旦那と不倫相手が2人で写った写真を次々に送信し、会社のクライアントにまで送りました。

また、不倫相手に無言電話や急に怒鳴り声をあげる電話など、嫌がらせを行います。家に頼んでもいないデリバリーピザを送ったり、不倫相手の会社に不倫のことを暴露したりしたのです。

「もうやめてくれ! 頼むから!」

そのような嫌がらせをしているのはAさんだと思い込んだ旦那は、泣きながらAさんに頼んできました。

Aさんとしてももう十分に気は済んでいたのですが、いまさらコミュニティーのメンバーを止める術はありません。そのため、嫌がらせはずっと続いたのです。

その後、Aさんは旦那と離婚。旦那は仕事も辞めることに。そして不倫相手は嫌がらせに耐えられなくなり、仕事を辞めて、実家に帰ったとのこと。

結局のところ、Aさんは自分の想定を超える復讐を達成することになったのです。

復讐を大人数でやると、これだけの被害が出るものなんですね。誰かに復讐を頼むときは、もっと慎重になったほうがいいかもしれません。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ