向上心を持つことは素晴らしいですが、他人まかせはいけません。
今回は、下心丸出しのママ友エピソードです!
今回は、下心丸出しのママ友エピソードです!
バリキャリの女性ライター
筆者の先輩ライターは、自他共に認めるキャリアウーマンです。
沢山の依頼を引き受け多忙な日々を送る先輩ですが、実は既婚者で二児の母です。
家庭と仕事を両立する先輩の姿は眩しく、同性達からも憧憬の眼差しを向けられていました。
ライター志望のママ友
人望溢れる先輩は、お子さんが通う保育園でも、多くのママ友達から慕われていました。
そんなある日、先輩の元に1人のママ友が接近します。
「私も、実はライターになりたいんです! 是非、色々と教えて欲しいです!」
ママ友の言葉に対し「本当にご興味がおありなら、レクチャーしましょうか?」と先輩は快く申し出ました。しかし、ママ友の狙いは他にあったのです。
ワガママなママ友の末路
先輩としては、対価を貰う代わりに作品の添削などを行うつもりでいました。
しかし、ママ友はあろうことか、先輩にこんなことを頼み込んできたのです。
「受賞歴やメディア採用歴は無いけど、私には才能があるハズなんです! 私のことを出版社に紹介してください! あなたのコネクションなら可能でしょう?」
この頼みに、先輩は唖然としました。
ママ友はただ、先輩の人脈を借りれば、自分もすぐにライターになれると思って接近してきただけだったのです。
「それは出来ません」とハッキリ伝えると、ママ友は「私の才能が怖いんでしょう?」と言ったそうですから、呆れてしまいます。
すぐに先輩はママ友と距離を置き、他のママ友も違和感を覚え、ライター志望のママ友から離れていきました。
彼女は現在、ママ友コミュニティで孤立した存在となってしまったそうです。
人を上手く利用しようなんて、軽薄な考えは持たない方が賢明ですね!
ftnコラムニスト:六条京子