まさにお下がり泥棒!
友人のAさんは、近所のママ友Bさんから「二人目を妊娠したの~!」と報告を受けました。祝福したAさんでしたが、その直後Bさんからこんなお願いをされたのです。
「上の子で使ったのは全部捨てちゃったの。なんでもいいからベビーグッズのお下がりちょうだい!」
そう言って、突然Aさんの家に上がり込んできたBさん。「これかわいい~! ブランドものじゃん!」などと、Aさんが大切に保管してきたベビーグッズを物色し始めたのです。
お下がりを使ってくれてない?
「ねぇ? これもちょうだい! いいでしょ?」
優しいAさんは、Bさんに強くお願いされたので断れません。大量のベビーグッズを手にしたBさんは、ホクホクで帰っていきました。
数か月後、Bさんは無事に出産。Aさんは出産祝いを渡すために、Bさんの家へ行きました。
しかし、Bさんの家には、あげたお下がりがひとつも見当たりません。ベビー服が見当たらないのは分かりますが、ベビーベッドがないのは不思議です。
お小遣い稼ぎに利用された
その数日後、Aさんがフリマアプリで子供服を検索していた時のことです。自分がBさんにあげたベビー服を偶然見つけます。
「あぁ〜この服持ってたな。懐かしい~」と思い、興味本位で出品者をチェックすると、なんとアイコンがBさんの自撮り画像だったのです!
驚いたAさんは、すぐさまBさんの出品リストを確認します。「私があげたベビーベッドやバウンサー……全部売られてるじゃん!」Aさんは開いた口が塞がりません。
さらに「だいぶ古いのでお値下げ可能です!」というムカつくコメントまで……。これを機に、Bさんとは関わらないようにしようと決めたAさんなのでした。
まとめ
残念ながらAさん親子の思い出がたくさん詰まったお下がりは、全てBさんのお小遣いとなってしまいました。
他人を利用しようとするママ友は意外と多いもの。優しすぎて都合のいい人にならないように気を付けないと、そんな人たちから痛い目に合うかもしれません。
ftnコラムニスト:はぴまる