経済DVの末、ガールズバーでバイトすることに
友人のA子の夫は典型的なモラハラ男で、特に経済的な束縛が厳しくずっと苦しんできました。
生活に必要な物でも夫の許可なく買えば文句を言われるし、A子が自分自身のために使えるお金もほとんどありません。
悩んだ末、A子はママ友が勤めるガールズバーでバイトを始めることにしました。夫にバレないよう、出張や夜勤の時だけこっそりと働かせてもらっていたそうです。
速攻で夫にバレて窮地に! 一体なぜ?
しかし、バレないように細心の注意を払っていたにも関わらず、すぐに夫に発覚!
夫からは「お前みたいな女とは離婚だ! 精神的苦痛を与えられたので慰謝料も請求するからな」と言われてしまいます。
離婚はともかく、慰謝料なんて払えない……。A子は絶望しました。
なぜこんなに簡単にバイトがバレてしまったのか……A子は不思議でなりませんでした。
でも、そこであることに気付きます。ガールズバーのバイトを勧めてくれたママ友が、夫とグルだったとしたら……?
夫のモラハラを逆に利用し……
一か八か、A子はママ友に「うちの夫と不倫してるよね?」と突撃!
ママ友はもちろん否定しましたが、A子は懸命に夫のモラハラっぷりを説明し、絶対にあの男はやめたほうがいい! と説得します。
結果、あまりにもリアルでひどいモラハラっぷりにママ友もドン引き。
「本当にヤバイ男なのかも……」と思い始め、自分には慰謝料を請求しないという条件つきでA子の夫と共謀していたことを打ち明けてくれました。
そこからのA子による快進撃は凄まじいものでした。
ママ友から提供してもらった証拠をもとに夫の不倫を糾弾。
これまで虐げられてきた分を取り戻すかのように夫を追い詰め、多額の慰謝料を請求し、マンションや車も自分名義に変更させた上で離婚を成立させたのです……!
まとめ
自分のモラハラっぷりが仇となり自滅してしまったA子の夫。今はA子を失い、不倫相手だったママ友にも見捨てられ、孤独な生活を送っているそうです。自業自得としか言えませんよね。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの