夫の母親とはいえ、嫁と姑はもともと他人。なかなか心の底から信頼しあうのは難しいことなのかもしれませんね。でも、今回のエピソードに登場する友人A子は「私とお義母さんは仲良くやれる」と思っていたそうです。しかし、思わぬ事実が判明し……?
ftnews.jp

私とお義母さんは大丈夫♡

A子は結婚10年目。数年前からは姑と同居していました。
周囲は姑と完全同居なんて絶対やめたほうがいい! と止めましたが、A子は「うちのお義母さんは優しいし、嫌がらせなんてする人じゃないから」と気楽に考え同居を決行。

実際、一緒に住み始めてもA子と姑はなかなか上手くやっていたようで、大きなトラブルもありませんでした。

姑が施設に入ることに……部屋を整理していて見つけたものとは?

しかし同居を始めて1年ほどたったころから姑の持病が悪化。認知症も発症していたため、自宅で看病するのも限界があり結局施設に入居することになりました。
それでも姑は家を出る最後まで「A子さん、ありがとうね」とA子に感謝していたそうです。

しかし、それから数週間がたち、A子が姑の使っていた部屋を整理していたときに衝撃の事実が判明しました。

なんと、部屋の押入れを開けると、そこには怪しげな物がたくさん詰め込まれていたのです。
「何これ?!」と思いながらよくよく見ていくと、A子の名前が書かれた藁人形や、黒いマジックで顔を塗りつぶされたA子の写真が……!

さらに、A子は姑の日記も発見してしまいます。ダメだとは思いつつ少し読んでみると……

「息子を奪ったA子、許さない」
「私を施設に入れるつもりらしい。絶対にA子の差し金だ」
「A子が食事に何か混ぜてるに違いない。だから最近ボーッとするんだ」

というようなA子に対する愚痴ばかりが書き連ねてあったのです……。

もう誰も信じられない……!

「仲良くやっていたつもりだったのに、実はそこまで嫌われていたの?! 感謝の言葉も嘘だったの?!」とゾッとしたA子。
優しかった姑の裏の顔を垣間見てしまったことで、人のことが信じられなくなり、そのあとも長く対人恐怖症に悩まされたんだとか。

現在はなんとか回復して日常を取り戻しているA子ですが、今でも姑のお見舞いに行く気にはなれないそうです。
優しそうに見えても心の中には怨恨を抱えていたりする、人間って本当に分からないものですよね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの