「不倫はいけないこと」そんなことは誰もがわかっています。でも結婚しても、ときめきを止めることはできません。今回ご紹介するのは、優しい上司にドキドキしている育休明けのAさんのお話。不倫をしようとは思わないけど、ちょっとしたドキドキを楽しむ。これってイケナイことですか?
育休明け…復職は想像以上に大変でした
Aさんは1歳の子を持つママ。育休が終わり保育園も決まったので、復職することに。久しぶりの仕事は楽しみでもありましたが、不安の方が大きいものでした。
いざ復職してみると、職場では浦島太郎状態で何をしたらいいかわからないし、子供はすぐに熱を出すしで大変な日々。幼い子供を持ちながら働くということの大変さを、Aさんは日々実感していました。
大変な日々の救いは優しい上司
復職したばかりで大変なAさんの救いとなっていたのは、優しいイケメン上司の存在です。高校生のお子さんを持つ上司は、小さな子供を育てることの大変さをわかっており、Aさんに最大限配慮してくれました。
子供が熱を出して早退する時でも優しい言葉をかけてくれ、上司のおかげで肩身を狭くすることなくAさんは働いていたのです。
「大変だな」「いつも頑張ってるな」
こんな言葉を上司からかけられると、Aさんはドキドキするように。気づけば上司を目で追っているようになったのです。
これ以上は求めないからドキドキだけさせて
今ではAさんの仕事での楽しみは上司と会うこと。それくらい上司からもらうときめきは、Aさんの大変な子育ての日々の中で大切なものとなっていました。
「今日も頑張っているね」
上司からそう言われたくて、今日も仕事を頑張るAさん。お互いに既婚者であることはわかっていて、不倫なんてするつもりはAさんにはさらさらありません。
ですが、夫以外の男性にときめきを感じるのに罪悪感があるのも事実。
「これ以上は求めないから、ドキドキだけさせてほしい」Aさんはそう願いながら、今日も仕事に育児に家事をこなす忙しい日々を過ごすのでした。
ときめきは人にパワーを与える
あなたは、Aさんが上司にときめきを感じるのを悪いことだと思いますか? もちろん「不倫をしない」と思っていても、男女の仲には何が起きるかわかりません。夫に一途で夫だけにときめいていられれば、それが一番いいのでしょう。
ですが、こんな風に大変な日々の活力になるときめきなら、少しはあってもいいのかもしれませんね。こんなときめき体験を、あなたもしたことがありますか?
ftnコラムニスト:安藤こげ茶