「ワシももうあと1年くらいかな〜?」「心臓痛いわ」などと心配させるような発言をしては友人夫婦に高い寿司や海鮮料理を遠回しにねだる義父。毎月どこかへ食べに連れて行くのが義務のようになっていたという友人夫婦。しかし、子ども3人もいるし毎月はさすがにキツイ……と思った友人が、回避するために考えついた言い訳とは!?
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心配させる手口?

友人の義父は病院で何か指摘されているわけではないのに、友人夫妻に自分を心配させるような発言をするのだそうです。

「最近、動悸がしてな〜しんどいわ」「ワシはもうあんまり生きられへんのかもな……」こんなネガティブなことを言うのだとか。
病院に通っているならわかるのですが……すべて自己判断なのだそうです。

しかも最後には決まっていうセリフがあるといいます。
「今のうちに美味いもん食べとかないとな〜〇〇の寿司が食べたいな!」

こんな感じでネガティブ発言の最後は、おねだりのような言葉で終わるのだとか(笑)

コントロールされている?

「元気なうちに◯◯が食べたい」なんて言われたら、実の息子である友人の優しい旦那は、親孝行しなきゃ! と思うらしく「よっしゃ! ほな来週でも」と気前よく約束をしてしまうのだとか。

義父は、やさしい息子の性質を分かってそういう発言をしているのだろうと友人はいいます。

〇〇が食べたい! の◯の中に入る義父のリクエストは、いつもお寿司や海鮮丼といったちょっと高い海鮮料理がある店だったそうです。

友人の旦那いわく、義父はグルメなんだとか……

子どもを理由にするしか……

友人夫妻には幼稚園から小学生までの、育ち盛りの子どもが3人います。
家族全員+義父母を連れて食事に行くと、1回の食費で3万円は出ていってしまうのだそう。
その為、毎月お値段が高い海鮮料理のお店に義父を招待することは、かなり荷が重たかったのだそう。

友人は、日にちが合わないと断ったりもしたのですが「じゃあ次の日は?」「その次の日は?」と言って、1日刻みで予定を聞かれるので、うまく回避することができなかったのだとか。

考え悩んだ結果、子どもが海鮮アレルギーを発症した! と嘘の理由を伝えることにしたのだそう。「食べ物のアレルギーは怖いんです! 間違って口にしたら生死にかかわるので!」

友人は、義父もかわいい孫の命をかけてまで海鮮料理に連れて行け! とは言わないだろうと考えたのだとか!

その効果はてきめんだったらしく、海鮮好きな義父も友人夫妻と海鮮料理を食べに行くことを諦めたそうです!

通販でもいいよ?

高い海鮮料理のお店に毎月義父を連れて行くことがなくなった友人はホッとしていたそうです。

しかしある日、義父がこんなことを言ったといいます!

「海鮮食べたいな〜でもアレルギーがあるんじゃ一緒に行けないよな……」「あ! そうだ! 通販で頼める海鮮鍋コースも美味いらしいわ!」

つまり……「買ってくれ!」ということでしょうか(笑)

家族総出で海鮮料理を食べに行くよりは負担が少ないと思った友人は、2ヶ月に1回ほど、義父の好みの海鮮料理を通販で購入してあげているのだそうです。

おねだり上手な義父に、ちょっと笑ってしまったと友人はいいます。

ftnコラムニスト:さらら