何もしていなくても、人から逆恨みされてしまうこともあるものです。そしてその恨みを、特殊な方法で晴らそうと考える人もいます。そこで今回は知人から聞いた「ママ友に呪われていた話」をご紹介します。
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孤立しているママ友

Aさんは、娘を幼稚園に通わせる主婦です。そんなAさんには気になっていることがありました。

幼稚園にはたくさんのママ友がいるのですが、その中の1人、Bさんが最近孤立していたのです。

元々Bさんとはそれほど仲良くなかったAさん。しかしなんとなく孤立していることを気にしていました。

孤立した理由とは?

ある日、Aさんがママ友たちと話していると、話の流れでBさんの話になりました。それでAさんはBさんが孤立した理由を知ることに……。

どうやらBさんは、他のママ友の悪口が大好きだったらしいとのこと。しかし悪口ばかり言うため、次第に周りのママ友が離れていき、孤立してしまったらしいのです。

ある意味、自業自得だったということがわかったAさん。そのためAさんも、Bさんに話しかけることはありませんでした。

幼稚園に行くと…

数ヶ月ほど経ったある日のこと、Aさんが子供を迎えに幼稚園に行くと、そこにはBさんの姿がありました。

するとAさんを発見したBさんが、足早に近づいてきます。しかも鬼のような形相で……。

そして突然、BさんはAさんに向かって怒号を放ったのです。

「あんたのこと呪ってるのに、なんで病気にならないの!?」

逆恨みされていた

意味がわからず「え?」とつぶやくAさん。するとBさんは、そこからまくしたてるようにその意味を話し始めました。

どうやらBさんは、Aさんの悪口を言っていたことが原因でママ友グループから孤立してしまったとのこと。そして孤立したのはAさんのせいだと逆恨みした結果、ワラ人形を使ってAさんに呪いをかけていたのです。

全てを話し終えたBさん。するとさらに恐怖の出来事が……。

BさんはAさんの心臓を指差し、ある言葉を連呼し始めたのです。

「心臓止まれ! 心臓止まれ!」

鬼のような形相と異常な行動に、背筋が凍るAさん。そしてBさんは何度もそう叫んだことで満足したのか、そそくさと帰って行きました。

その後、当然この件は全てのママ友が知ることになり、Bさんはさらに孤立することに。結果、1ヶ月も経たないうちにBさんの子は幼稚園を辞めてしまったそうです。

逆恨みされていたというのももちろんですが、呪いをかけていたというのも恐ろしい話ですよね。絶対にかかわりたくない相手です。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ