会社にパワハラをするような上司がいて、毎日ストレスを感じているという人もいるでしょう。しかしそんな人も、うまく作戦を練れば、パワハラ上司を倒すことができるかもしれません。そこで今回は知人から聞いた「パワハラ上司を撃退した話」をご紹介します。
ftnews.jp

パワハラ上司の存在

Aさんは不動産業界で働く会社員です。そんなAさんには、大きな悩みがありました。Aさんの直属の上司が、毎日のようにパワハラをしてくるのです。

仕事で結果を出せなければ「役立たず!」、何かミスをすれば「給料泥棒!」というように、暴言ばかり吐くのです。

また、部下を長時間説教したり、休みの日に無理やり上司の趣味に付き合わされたりすることもありました。

「部下は俺の奴隷だ」それが上司の口癖……。そんな上司のことを、部下はみんな嫌っていました。

体に異変が……

Aさんも上司からのパワハラを受け、毎日我慢していたのですが、ある時期から異変が起こります。よく眠れなくなったり、原因不明の発疹が出たりするようになったのです。

完全に病んでいる……。そう自覚したAさんは、そのまま会社を辞めようかと思いました。しかしそこで思いとどまります。

「上司が悪いのに、なんで自分が会社を辞めなければいけないんだ」そう思うようになったのです。

そしてその日から、ある作戦を実行しました。

作戦を実行

「お前みたいなやつは必要ないんだよ」

その日もAさんは上司からパワハラを受けていました。しかしAさんはいつもと違う思いを抱いていました。

心の中で「もっと言え!」と思っていたのです。

実はAさん、その日からこっそり上司との会話を録音していました。パワハラの証拠を集めていたのです。

他の人がパワハラ発言をされているときの会話や、上司からのLINEなども全て保存。そしてそれらを持って、労働組合に相談しました。

数ヶ月後

それから数ヶ月の間に社内で、上司のパワハラの調査が行われました。証拠もありますし、上司をかばう人などいないため、結果は完全なクロ。

しっかりパワハラ認定された結果、上司は転勤になったのです。

そのおかげで、Aさんは平和な日常を手に入れることができました。ストレスがなくなったおかげで体調もみるみる回復していったそうです。

風の噂によると、上司は転勤した先で平社員としてこき使われ、ストレスだらけの日々を過ごしているとのことでした。

パワハラするような上司がいる場合、労働組合などに相談したほうが良いです。そうすることで案外、あっさり問題が解決するかもしれません。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ