子供がなかなかできずに悩んでいる夫婦も少なくないでしょう。そんなとき、周囲の人間がまったく笑えない冗談を言ってくることもあります。そこで今回は知人から聞いた「義父からとんでもない冗談を言われた話」を紹介します。
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子供ができない夫婦

Aさんは結婚して4年目の主婦です。そんなAさんの悩みは、旦那との間になかなか子供ができないこと。

結婚してすぐに妊活を開始したのですが、まったく結果は出ません。そのため、そろそろ病院に行って、本格的に不妊治療を開始すべきか悩んでいました。

義父母の家へ行くことに

そんなある日のこと、Aさんたち夫婦は義父母の家へ行くことに。定期的に行って顔を見せるのですが、正直これがAさんにとっては苦痛でした。

「子供はまだできないの?」そんなことを毎回聞かれるからです。

義父母にも妊活をしていることは伝えていたため、作ろうと思っていてもなかなか子供ができない現状は知っています。

しかしそれでも、「早く孫の顔が見たい」と毎回のように言われてしまうのです。

ずっと子供の話

「子供はどう?」

義父母に会うとすぐにそう言われました。

「まだ、できなくて……」Aさんがそう言うと、そこからずっと子供の話。ああしたらいい、こうしたらいいと、本当か嘘かもわからないアドバイスをしてきます。

すると、一通り話したところで義父が口を開きました。

「もしかしたら、お前に原因があるのかもな」と旦那に言ったのです。そしてそれに続いて最悪の発言をします。

「もしそうなら、俺とだったら子供できるんじゃないか?」

まさかの発言に…

しーんと静まり返る室内。義父が自分の息子の妻と子供を作るなど、考えただけでもゾッとするような話です。

「ち、違う違う。冗談だよ!」

義父は慌ててフォローをしましたが、もう手遅れです。なぜなら隣に、鬼のような形相をした義母がいたからです。

「その冗談のどこが面白いのよ!」義母の怒号が飛びました。そして義父は、大説教を受けることになりました。

義父は本当に冗談のつもりで言ったらしいのですが、さすがの義母もその冗談は見過ごせなかったようです。

その後、義父は反省し、謝罪してもらったAさん。それから数年後、Aさん夫婦のもとには待望の赤ちゃんが生まれ、Aさんの悩みも解消されたとのことでした。

義父の冗談は、まったく笑えないものでしたね。もっと相手の気持ちを考えた発言をしてほしいものです。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ