義理の家族の中に、働きもせずだらしない生活を送る人がいることもありますよね。そんな人ともしも、一緒に住まなければいけなくなったら最悪です。そこで今回は知人から聞いた「我が家を寄生先に選んだ義姉の話」をご紹介します。
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家族の大きな問題

Aさんは旦那と子供2人を持つ、普通の主婦です。そんなAさんの家族には、1つ大きな問題があります。

それは、旦那の実家に住む義姉のこと……。

義姉は独身で仕事もせず、義実家に居座るいわばニートです。そんな義姉は義父母と揉めることも多く、そんな揉め事にAさんが巻き込まれることもしょっちゅうでした。

いつも揉め事を引き起こす義姉は、家族にとってのトラブルメーカーだったのです。

突然の訪問

そんなある日のこと、Aさんの家のインターフォンが鳴ります。出てみると、そこにいたのは義姉でした。

連絡もなしに、突然家にやってくる……。Aさんは何だか嫌な予感がしました。

しかし追い返すわけにもいかず、義姉を家に上げることに。すると世間話もそこそこに、義姉はとんでもないことを言い出しました。

「私さ、この家に住んであげるよ」

まさかの発言に…

「はい?」と問い返すAさん。

「ほら、いつも1人で家事とか育児とか大変でしょ? 私がいればだいぶ楽になるじゃん」義姉はそんなことを言ってきます。

いつも義実家にいても、何もしないくせに……。そんな本音をAさんは飲み込み、「何があったんですか?」と尋ねます。

話を聞くと、どうやら義姉は義父母の貯金を勝手に使い込んでいたとのこと。そして義父母にそれがバレて義実家を追い出されてしまった結果、Aさんの家にやってきたとのことでした。

断固として拒否

どうせそんなことだろうと思っていたAさん。

もしも義姉を家に住まわせれば、何もしない大きな子供が増えるだけです。家事も増えますし、場合によっては義実家のように、お金を勝手に使い込まれてしまうかもしれません。それを考えれば、答えは1つです。

「無理ですね」Aさんは冷たく言い放ちました。

しかし義姉は「お願い!」と何度もしつこく頼み込んできます。それでもAさんは頑なに拒み続けました。

結局その後、Aさんは義実家に電話し、義姉に謝罪させたとのこと。結果、義姉は義実家に戻り、義姉と生活をするという悪夢のような未来をなんとか回避できたとのことでした。

家のお金を勝手に使い込むような人と、一緒に生活はできないですよね。なんとか追い返せたようで良かったです。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ