双子の娘を可愛がる姑
Aさんは双子の娘を持つ主婦です。そんな双子の娘のことを、旦那の母親である姑は溺愛しています。
何でも買ってあげますし、会えばずっと笑顔といった感じなのです。
Aさんもそうして双子の娘を可愛がってくれる姑の様子を見て、微笑ましく思っていました。
姑から呼び出され
そんなある日、Aさんは姑から「話がある」と言われ、義実家に呼ばれます。
「どうしたんですか?」Aさんがそう聞くと、姑はニコッと笑顔を浮かべ、まさかの一言を発してきました。
「あの子たちのうちの1人を、ウチに住ませなさい」
最悪の一言
意味がわからず「はい?」と問い返すAさん。すると「だからね……」と姑はさらに口を開きます。
「私はあの子たちが可愛くて仕方ないのよ。だから一緒に住みたいの。私たちがしっかり面倒見てあげるから、どっちをウチに住まわせるか選んで?」
そして姑は最後に最悪の一言を発します。
「双子なんだから、1人はいらないでしょ?」
まさかの言葉に絶句
まさかの言葉に絶句するAさん。双子だから1人いればいいはずありませんし、双子を離れ離れにして、親と引き離すなど可哀想すぎます。そして何より、親としてそんなことができるはずがありません。
「ふざけないでください!」
Aさんはそう怒鳴り、当然のようにそのまま家に帰りました。そしてそのことをすぐ旦那に報告。
その話を聞いた旦那も、当然のように激怒し、すぐに姑に電話をかけました。
「なんてこと言うんだ! もし今度同じこと言ったら、二度と娘たちには会わせないからな!」
そう言ってたっぷりお灸をすえた結果、さすがに孫に会えなくなるのは嫌だったのでしょう。姑は二度と娘を引き取るなどという話はしなくなったそうです。
孫は可愛いものですが、親と引き離して一緒に住もうとするなんてさすがに自分勝手すぎますよね。孫の気持ちをもっと考えて欲しいものです。
ltnコラムニスト:ふくろうクジラ