今回は、私の友人Yさんから聞いた、ママ友トラブルエピソードを紹介します。
子どもが生まれて、手作り作品に目覚めたYさん
Yさんには、保育園に通う娘さんがいます。
娘さんを出産してから、「子どものために何かしたい! 」と強く思うようになったYさん。
育児の隙間時間を使って、娘さん用の帽子や靴下などを手作りするようになりました。
娘さんのためだけに作ったもの。
その特別感が嬉しいのか、作ったものをあげると、娘さんもニコニコと笑顔を見せてくれます。
ママが手作りした洋服。娘 「今日はこの服がいい!! 」
娘さんが保育園に通うようになり、私服での登園が増えました。
「動きやすくて可愛い洋服を着させてあげたいな」
そう思ったYさんは、初めての洋服作りにチャレンジ!
型紙を作ったり、作り方の本を見たり、試行錯誤をしました。
そしてついに、娘さんのための洋服が完成!
娘さんも大喜びで、
「今日はこの服を着てく! 」
といってくれたのです。
Yさんも
「頑張ったかいがあったわぁ……!! 」
と感無量です。
ママ友「簡単なんだし、作ってよ! 」って……簡単なわけないわ!!
Yさんが作った洋服を着て、保育園に登園をした娘さん。
すると、クラスの子たちが近づいてきて
「可愛い洋服だね」
「いいな~! 欲しい!! 」
といってくれました。
娘さんも得意げになって、洋服をみせています。
すると、同じクラスのママ友が子どもを連れて登園してきました。
Yさんの娘さんの洋服をみて、
「めっちゃカワイイね!? どこで買ったの!? 」
といってきました。
Yさんは照れながら
「実は、作ったものなんだ」
といったところ、ママ友がにっこりと笑っていいました。
「えぇー!! すごぉーい!! Yさんって、いろいろ作るよね!? そんなに簡単に作るなら、うちの子にも洋服作ってよ!! 」
その言葉に、Yさんは絶句しました。
型紙を調べたり……
子どもの好きそうな色の生地を選んだり……
フリルをつけて可愛く装飾したり……
簡単なわけないわ!!!
Yさんはその日のお迎えのときに、ママ友さんに封筒を渡しました。
中身は、洋服の型紙と作り方をコピーした紙。
「簡単なんだし、ぜひ作ってみてね! 」
そういった後、ママ友さんはびっくりしてかたまっていました。
まとめ
いろいろなものを手作りしているからといって、簡単に作っているわけではありません。
ママ友さんには、ぜひ自分で努力をして、お子さまのために洋服を作ってみて欲しいものです。
世界でひとつしかない手作りのものは、きっとお子さまも大喜びしてくれますよ。
ftnコラムニスト:haru