やたらと女性に優しい男性っていませんか? 友人が結婚したのは、悩んでいたときに親身に対応してくれた優しい男性。ところが、その優しさが発揮されるには『ある条件』が必要だったのです。
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優しい男性と結婚したはずなのに

友人はつらいときに助けてくれた彼の優しさに惚れ込んで、結婚を決断。
優しい夫との穏やかな結婚生活を想像した彼女ですが、その期待はすぐに裏切られました。

後輩から「彼氏からDVを受けている」と相談されると夜中でも話を聞きに行ったり、親の看病をしている知人女性をサポートをするため、休日に出かけて行ったり。
妻の優先順位がガクンと下がり、おざなりな態度をとられるようになりました。

夫は可哀想な女性にだけ優しい男だった

「結婚したのだから、妻を優先するべき! 」と夫に訴えましたが、「君は満たされているだろう。彼女たちは可哀想なんだ」と、聞く耳を持ちません。
子どもができたらさすがに家族優先になるだろうと思ったけれど、それもまた裏切られました。
不憫な女性に頼られると、妻だけでなく幼い子を放ってでも駆けつけるのです。
彼女はようやく、夫は「優しい男性」ではなく「可哀想な女性に『だけ』優しい男性」だと気づきました。

頼ってきた女性との不倫が発覚!

優しさを振りまくだけならマシだったけれど、頼ってきた女性の1人と不倫の関係に陥ったことから、妻の怒りは爆発!
ケンカになりましたが、夫は「あの子には俺しかいないんだ! (キリッ)」と呆れた言い訳。
(キリッ) じゃねーよ!

自己陶酔したセリフに「父親の自覚はないの!? 」とキレると、「なんて冷たい女だ! 」と逆切れされる始末です。
この男は一生変わらないと諦めた彼女は、子どもを連れて離婚をすることを決めました。

離婚後に手のひら返し!

離婚後にようやく落ち着けると思ったけれど、元夫はさらに振り回してきました。
婚姻中は無関心だったくせに、離婚後は手のひら返し。「困ったことがあれば言って! 」と、やたらと優しくしてきます。

妻子への後悔や、一人になった寂しさから……ではなく、シングルマザーになった元妻を「可哀想な女」と認定したから。
元夫の可哀想な女好きの徹底ぶりに呆れつつ、サクッと無視する彼女でした。

ftnコラムニスト:愉子