ママ友親子をビニールプールに誘う
A子はママ友B美に「わが家にビニールプールがあるので、夏休みに一緒に遊びませんか?」と声をかけました。
するとB美親子は大喜びでA子宅にやってきました。
子どもたちは、夏休み初日からたっぷりと遊べて大満足な1日だったのですが……。
翌日も翌々日もやってくる親子
なんと翌朝もB美親子がA子宅に来たのです!
「昨日、すっごく楽しかったから! 今日も来ちゃいました」と笑顔のB美。
そんなに楽しんでくれたなら、と気のいいA子はB美親子を迎え入れました。
そして、3日目の朝!
B美から「うちの子がどうしても娘ちゃんと遊びたいって聞かないの。今日は1人で向かわせました」と衝撃のラインが送られてきたのです。
A子が「は? どういうこと!? 」と思わず叫び声をあげた瞬間、玄関のチャイムがなりました。
玄関を開けるとそこには、水着を着たB美の子どもが1人で立っているではありませんか。
よく見るとタオルや着替え・水筒など何も持たずに手ぶらで来ていたのです。
仕方なくプールに入れた後、娘の服を着させて家まで送り届けたそうです。
お礼も言えないママ友とは絶縁
このままだと洗濯物も増えるし、水道代だってめちゃくちゃかかります。
A子もさすがに我慢の限界です。
明日は断ろうと「明日は、用事があるからプール遊びはなしで」とラインを打っているとB美から着信がきました。
B美は開口一番「子どもが風邪ひいちゃったみたい。プールから上がったら、しっかり体を拭いてあげてね」と……。
この一言でA子の怒りは爆発。
「あなた何様のつもり? 『いつも子どもがお世話になってます』も言えないの! これ以上来るなら、水道代払ってくれます? 」と不満をぶちまけたのです。
A子のものすごい剣幕に、さすがのB美も「ごめんなさい」と謝ったのですが……。
その後A子は、B美とはスッパリと縁を切り卒園まで言葉を交わすこともなかったそうです。
まとめ
親しくなるにつれ、わが家と常識がズレてるかも? と感じるママ友って結構いますよね。
無理にお付き合いを続けず、上手に距離をとっていきたいものです。
日頃から、仲の良いママ友でも“親しき中にも礼儀あり”の心を忘れずに、お付き合いしましょうね。
ftnコラムニスト:広田あや子