ようこそママ友の世界へ
Aさんは5歳の娘を持つママ。娘が幼稚園に通い出した2年前から始まったのがママ友の世界。怖くてドロドロのイメージがあったママ友という関係ですが、一部の人を除いては皆優しく素敵な関係が築けていました。
しかし、その一部の人が大問題。気にしないようにしようとは思っているのですが、ママになったからといって傷つかないメンタルを得られるわけではありません。日々ストレスが溜まるのを感じながら、娘のためにママ友付き合いを頑張っていました。
幼稚な仕打ち『シンプルに無視』
Aさんが苦手としているのがCさん。特に何かをした覚えはないのですが、挨拶をしても話しかけても無視されてしまいます。
CさんがAさんの何が気に入らないのかについて身に覚えはないのですが、たとえ気に入らない部分があったとしても無視するというのは大人の対応としてはどうなのでしょうか。
ママになり人の親として子供のお手本にならなければならない立場の人が、こんな幼稚な対応をすることにAさんはほとほと呆れてしまっていたのです。
耐えろ私……娘のためママ友付き合いは続くよ
無視をしてくる人に話しかけたくはありませんが、問題なのはAさんの娘とCさんの娘が仲良しなこと。まだまだ5歳児は子供だけで遊ぶ年齢ではないため、娘同士を遊ばせたければCさんに話しかけなければなりません。
「この後、公園で遊びませんか？ 」
もちろん話しかけても無視されて返事はしてくれません。でも無視はするくせに誘うと公園には来るので、Aさんは娘のためにCさんとの付き合いを続けていたのです。
決意！ 娘に誇れる私でいる！
Aさんは無視という大人げない行動に対し、自分も無視をし返したくなる気持ちになることがあります。ですが、それを引き留めてくれるのは娘の存在。
「娘に誇れる私でいたい」
この気持ちがあるから幼稚な無視には負けずに、今日も幼稚園に通いママ友付き合いを続けているのです。ママ友とつながっていなくてはいけないのもあと少し。娘が成長し自分だけで友達と遊ぶようになるまでは、どんなママ友との付き合いも頑張っていこうとAさんは思うのでした。
ftnコラムニスト：安藤こげ茶