嫁姑の争いは時代が変わってもなくなることはありません。今回ご紹介するのは「本当の娘だと思ってね」といい感じのことを言ってくる姑と戦ったTさんのお話です。こき使ってくる姑に対してTさんは『本当の娘』になってやり返しました。Tさんの嫁姑バトルを早速ご覧ください。
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いい姑? 「本当の娘だと思ってちょうだいね」

Tさんは結婚後すぐに姑に「結婚したんだから、本当の娘だと思ってちょうだいね」と言われました。この言葉を『遠慮しなくていいからね』という意味だと受け取ったTさんは、優しい姑だと感激し嫁姑関係に何の不安も抱きませんでした。

本当の娘って何? こき使われる日々

ですが、Tさんがいい姑だと思っていたのは最初だけでした。姑は何か用事があるとすぐにTさんを呼び出し、こき使ってくるのです。

「電球が切れたから変えてちょうだい」
「ちょっと病院まで送迎して」
「今度、親戚が集まるから料理を作って」

少し弱っているのなら用事を頼まれるのも仕方がないかもしれませんが、姑はまだ若く何よりとても元気なのです。本当の娘って「何でも用事を頼むからね」って意味だったの? と日々疑問に思う気持ちは強くなっていきました。

ちょっと待って! 本当の娘は何してる?

Tさんは姑の用事をこなす中で、姑の本当の娘=夫の姉は何をしているんだろうと思いました。夫の姉は義実家の近所に住んでいるにもかかわらず、姑を手伝うことはなく義実家で集まってもお客さんのようにしています。

「これっておかしくない? 」と考えたTさんが思いついたのは『本当の娘大作戦』。果たして成功し、姑からこき使われる生活を抜け出せるのでしょうか。

「私って本当の娘ですもんね」もう何も手伝いません!

覚悟を決めたTさんは、徹底的に義姉の真似をすることに。

「本当の娘だと思ってって言ってくれてたので、お義姉さんみたいに手伝わないことにしました! 」

これに義母は激怒しますが、夫が味方になってくれたのでTさんは姑から解放されました。今では本当の娘=義姉がしぶしぶ姑の用事を手伝うようになったそうですよ。

嫁姑関係は難しいものですが、理不尽な要求は受け入れずにいたいものですね。Tさんのように上手に使われてしまっている人はいませんか?

ftnコラムニスト:安藤こげ茶