一般的に結婚をする際は、お互いの両親から了承を得るものですよね。しかし、相手の両親への挨拶で、思いがけないトラブルが起きてしまうことも……。今回は「初対面から結婚を反対してきた姑とのエピソード」をご紹介します。
結婚前から嫌な予感
友人のAさんは、夫と結婚したことを後悔しています。というのも、姑との関係が上手くいっていないからです。嫁姑トラブルはよくある話だと思いますが、Aさんのケースも相当面倒くさいようです。
Aさんは同い年の同僚と5年前に結婚したのですが、結婚前に義両親に挨拶へ行った時から、姑の印象は最悪でした。
とにかく姑は息子が大好き。初対面からAさんを睨み、「この子は私がいないと無理なのよ? 」と結婚に反対してきたのです。
息子を奪われて嫁を憎む姑
それでも反対を押し切り、2人は晴れて結婚。しかし、結婚を機に、姑のAさんへの嫉妬がエスカレートしていったのです。
Aさんが作った食事に対し「息子はこれ嫌いよ。息子の好物が分かるのは私だけ」と姑はいちいち張り合ってきます。しかも勝手にAさんの家のキッチンを使い、料理を始めるのです。
本気でやめてほしいと悩むAさん。それでも姑と上手くやっていこうと思い「やっぱりお義母さんのお料理が1番おいしいですね」と褒めても、「当たり前でしょ。あんたじゃ息子の嫁は務まらないわよ」とけなしてくるのです。
縁を切りたくても切れない
せめて夫に味方をしてほしいと思ったAさんですが、このタイプを母親に持つ男は、大体母親の味方をするもの。
もちろんAさんの夫も、姑に歯向かうことはできず「母さんの飯はサイコーだ! 」の一点張りです。しかも姑は「いつになったら大事な息子を返してくれるの? 」とまで言う始末。これには、もうため息しか出ません。
一度結婚をしてしまうと、姑との関係は避けられないもの。結婚前に姑の性格を知るのは困難ですが、後悔をしないようにできる限りのリサーチはしておきましょう。
ftnコラムニスト:はぴまる