今回は、生理で不調になったママに対して、息子が優しい気遣いをしてくれた、私の体験話を紹介します。
心も体も不調続き。「イライラは体調不良のせいだからね」
私は、高校生のときから毎月の生理が重いほうでした。
日常生活に支障が出るほど、心も体も不調になります。
起き上がるのがツラくて横になったり、お腹が痛くて動けなかったり……。
イライラしてしまうこともあり、たくさんの不調が出てしまいます。
「出産をしたら、体質が変わるかもよ!」
と、職場の先輩にいわれたこともあります。
しかし、産後になっても、体質は変わりませんでした。
生理が再開してからは、毎月、重たい体のまま育児をしていました。
寝転んだまま動けない日もあるため、息子にはいつも
「ママは月に1回、体調が悪い日があるんだ。イライラすることもあるけど、息子くんが悪いわけじゃないんだからね」
と説明をしておきました。
まだ言葉を理解していなくても、
「息子くんに対しては、イライラしてないよ」
というのを伝えたかったのです。
最強の魔法の言葉!! 「早くよくな~れ」
ある日のこと。
この日も私は、重い生理で体が動かせませんでした。
横になったまま、起き上がれないのです。
お腹の痛みに耐えながら、冷や汗を流して横になっていました。
その様子をみていた、当時2歳の息子……。
少し離れたところに置いてあった毛布を、引っ張り出していました。
なにをしているのかな?
ぼんやりと眺めていると、小さな体いっぱいに毛布を抱えて、私のところまで持ってきてくれたのです……!!!
私の体に毛布をかけてくれた息子。
そのあと、クッションを持ってきてくれて、お腹にあてて暖めてくれたのです……!!
優しい!!!
痛みに耐えながら、感動していた私。
さらに息子は、私の頭を撫でながら
「早くよくな~れ、痛いのよくな〜れ」
と、魔法をかけてくれたのです!!!
幼いながらにも、看病をしてくれようとした息子。
私はそのとき、お腹の痛みも忘れて、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
まとめ
ママの体調不良のときに、ふと気がつく、子どもの成長。
これからも、体調不良の相手を気遣える優しい心のままでいて欲しいです。
ftnコラムニスト:haru