今では当たり前に聞くようになった授かり婚ですが、中には順序を気にして嫌味を言ってくるお姑さんもいます。今回は、授かり婚に文句を言っていた姑がまさかの事態を引き起こし、予想外の展開になった!そんなお話をご紹介します。
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授かり婚で嫌味を言ってくる義母

これは私の知り合いから聞いた話です。

A子は、大学を卒業して市役所で働き始め、そこで知り合った5歳年上の男性とお付き合いをするようになりました。そして交際半年で予想外の授かり婚。

二人ともゆくゆくはこの人と結婚するだろうと考えていたので、順序は逆になりましたがとても喜び、両家に挨拶に行きました。
A子の両親は驚いたものの祝福してくれたのに対し、義両親は心から祝福してくれているようには思えませんでした。

「まだ紹介もしてもらってないのに、どこのお嬢さんかもわからないような人と結婚だなんて」「そんな若い娘さんでちゃんとやっていけるの?」

など、A子の前でも気にすることなく言いたい放題。妊娠は一人でできることではなく、お宅の息子さんにも責任が……と言いそうになりましたが、グッとこらえました。

義母が体調不良で病院へ

どちらも実家暮らしだったので急いで新居を探しましたが、将来マイホームを建てるために節約しようと義実家にお世話になることにしました。

「計画性がないから、将来が心配」
「こんな甘い考えで子育てができるのかしら」

と、同居してからも義母の小言は続きましたが、A子はストレスにならないように赤ちゃんのことだけ考えてあまり気に留めずに聞き流すようにしていました。

そんなときに、義母が体調不良を訴えて病院へ。
なんと、義母の妊娠が発覚したんです。

義母の妊娠が発覚!

義母は20歳で夫を出産しているので若いほうですが、それにしても45歳での第二子妊娠に本人も周囲もびっくり!
あれだけA子に「計画性がない」と言っていた言葉がそのままブーメランになって返ってきてしまい、最初は産むか迷っている様子でしたが、産み育てていく決心をした義母。
人生計画はいったん白紙で再度練り直し、老後のために貯めていた貯金は教育資金に代わりました。

まさかの「自分の子どもと義母の子どもが同級生になるかもしれない」という事態にA子も戸惑っていましたが、あれだけ偉そうなことを言っておいて……と内心笑ってしまったそうです。

自分の子どもが義両親の子どもと同級生になるなんて、想像もできませんね。
おめでたいことですが、何事も計画的にしないといけないなと思わされるエピソードでした。

ftnコラムニスト:karira