誰にも見せたくない、恥ずかしいことを実は人に隠れてこっそりやっているという人もいるでしょう。しかし気をつけておかないと、その恥ずかしいことを社内の人間全員に知られてしまうかもしれません。そこで今回は知人から聞いた「恥ずかしい詩をグループLINEに誤爆してしまった話」をご紹介します。
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恥ずかしい趣味

Aさんは新卒2年目の会社員。そんなAさんには、誰にも言えないちょっとした趣味がありました。

それが、詩を書くという趣味。

「天使のような君は、神様がくれた最高のプレゼント」

Aさんはこんなポエムを思いついては、LINEメモに書き記し、満足していました。

ポエムを思いつき

そんなある日、Aさんは暇だったこともあり、仕事中に頭の中でポエムを考えていました。そして良い詩を思いつきます。

「知らない男に笑顔を振りまく君を見て、ハートブレイク」

しかしその瞬間、Aさんは上司から呼び出されてしまいます。そこで思いついたポエムを急いでLINEメモに書き込み、上司のもとに向かったのです。

変な視線を感じる

上司と仕事の話をしている中、Aさんはなぜだか同僚たちからの視線を感じます。なんだかみんながニヤニヤして、自分のことを見ている気がするのです。

そして上司との話を終えて、Aさんは席に戻ります。すると同僚が近づいてきて、ぼそっと衝撃の言葉を言ってきました。

「ハートブレイクなの?」

思わずビクッと反応してしまうAさん。「まさか……」そう思い、LINEを開いてみると、嫌な予感が当たっていました。

AさんはLINEメモではなく、社内のグループLINEにポエムを書き込んでいたのです。

イジられる日々

すぐにそのポエムを送信取り消したものの、すでに多くの既読がついていました。

みんながニヤニヤしながら、Aさんのことを見ていたのはそういう意味だったのかと理解し、Aさんはがっくり。赤っ恥をかいてしまう結果となりました。

その後、Aさんは多くの人から「ポエマーなの?」「ポエム君だったとは気づかなかったわ」と散々イジられる日々……。

その日からポエムをメモするときは、別のメモアプリにメモするようになったそうです。

LINEの誤爆は、誰でもやってしまう可能性がありますよね。とんでもないことを誤爆してしまわないように、送信ボタンを押す前にしっかり確認しておいたほうが良さそうです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ