不倫相手とドライブデート
主婦のAさんはその日、深夜に不倫相手とドライブデートをしていました。旦那さんには友達の家に行くと嘘をつき、こっそりデートしていたのです。
しかしその最中、小さなことがキッカケで不倫相手と喧嘩になってしまいます。
どんどんヒートアップしていき、互いに感情的になったとき、Aさんは不倫相手からまさかの一言を言われます。
「もう降りろ! 」
山道に置いてけぼり
Aさんたちがいた場所は、街灯がポツンポツンと点在するだけの真っ暗な山道。そこでAさんは不倫相手に、無理やり車から降ろされてしまったのです。
そして不倫相手はAさんを置いて、車で走り去ってしまいました。
「いつか戻ってきてくれるだろう……」
そう思い、Aさんはそこで不倫相手を待っていたのですが、30分経っても不倫相手が戻ってくることはありませんでした。
Aさんが持っているものは財布のみ。スマホは車の中に乗せたまま。どうすることもできず、Aさんは途方に暮れてしまったのです。
最悪な結末を想像するも
仕方なく、Aさんは山道を下っていきます。しかし車とすれ違うこともありませんし、どんどん足も痛くなっていきます。
「もしかしたら私はここで……」
そんな最悪なことを想像したとき、目の前にあるものを発見しました。公衆電話です。
しかしAさんが記憶している電話番号といえば、旦那さんの携帯電話の番号のみ。もしも電話してしまえば、不倫のことも全てバレてしまいます。
「どうしよう……」Aさんは悩みに悩みました。
選択したのは?
「何やってんだ! 」そう怒鳴り声をあげたのは旦那さんです。
Aさんは結局旦那さんに電話し、全ての事情を話して迎えに来てもらいました。そしてその車内で、旦那さんから説教を受けていたのです。
「本当にごめんなさい」Aさんはそう謝り続けるしかありませんでした。
その後、家に帰り、さらに旦那さんから説教を受けたAさん。二度と不倫はしないと誓い、今回だけはなんとか許してもらえたそうです。
山道に放置されるというのは、命がかかった状況ですよね。それを考えれば、不倫がバレただけで済んで良かったのかもしれません。
ftnコラムニスト:ふくろうクジラ