近年、身近に感じるようになったマッチングアプリ。でも、もし知っている人と偶然アプリで出会ったら、相当恥ずかしいですよね。今回は友人から聞いた、マッチングアプリにまつわる驚愕エピソードをご紹介します。
夫にはもう飽きた
友人のAさんは、結婚10年目のアラフォー主婦です。夫はAさんより10歳年上なこともあり、夜の営みはここ数年ほぼ皆無でした。
「これからは老いていくだけの人生か~寂しいな~」
そう思っていたAさんは、夫のことがつまらなく感じるようになっていきました。
マッチングアプリで不倫しよう!
「もう少し夫が若ければな……。そうだ! 自分で探しちゃおう!」
思い立ったらすぐ行動するタイプのAさん。さっそくマッチングアプリに登録して、不倫相手探しを始めたのです。
高身長、趣味は映画、穏やかそうな人……など、理想のタイプに合いそうな人を、さっそく見つけたAさん。そして年齢も同じ年! これは奇跡だと思い、その人とメッセージをやり取りし、直接会うことに決めたのです。
待ち合わせに現れたまさかの人物
自分の顔写真を見せるのは恥ずかしかったので、アプリで作った似顔絵を交換することにした二人。
「この顔、どこかで見たことあるような?」
そう思いながら、Aさんは待ち合わせ場所に向かいました。そして、一人の男性がAさんに声をかけます。
「やっぱりお前か~! 男遊びをしようったってそうはいかないよ」
なんと待ち合わせ相手は、Aさんの夫だったのです! Aさんは開いた口が塞がりません。
夫はなんでもお見通しだった
「ポイ活のためにマッチングアプリに登録だけしたんだ。そしたらメッセージが届いた。文面と似顔絵で、すぐにお前だって気付いたよ」
夫は「若く設定しないと、ポイントがもらえなかったから」と年齢を詐称して登録。Aさんは相手が夫だと全く気付かず唖然。Aさんは「結局、自分に一番合うのは夫だったのね」と再認識することになったのでした。
夫がつまらないというのは、言い換えれば「落ち着く存在」であるということです。一時の快楽だけを求めて、自分にとって一番大切なものを失わないようにしたいものですね。
ftnコラムニスト:はぴまる