LINEの誤爆は人間関係に深い亀裂を残すほど危険なものです。嫁姑という微妙な関係の間柄なら尚更ですよね。今回は姑からのLINE誤爆がトラブルを引き起こしたエピソードを筆者の友人に聞きました!
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姑からの誤爆LINEで不倫発覚?!

友人のA子は結婚3年目。なかなか子どもができず、まだ夫と2人暮らしです。
ある日、近所に住む姑から一通のLINEが届きます。そこには「A子ちゃんがかわいそうでしょう。早く不倫相手とは手を切りなさい」というメッセージが……!

内容からすると、本来はA子の夫に送るはずのLINEだったようです。姑からはすぐに「ごめんなさい、間違えたわ。気にしないでね!」というメッセージが来ましたが、気にしないでいられるわけがありませんよね。
「夫、不倫してるの……?」と思いつめたA子は、姑に直接会って確認することにしました。

直接問い詰めると……

姑に問い詰めると、姑は渋々という感じで口を割りました。
「実は息子は幼馴染のBさんと不倫してるのよ……。2人は昔から仲が良くて、学生時代には付き合ってたこともあるの。今はまた男女の関係になっているみたいよ」

夫とA子の仲はとても良好で、夫はいつもA子を大切にしてくれていました。その夫が、まさか不倫なんて……! A子はそう思いましたが、実際夫にBさんという仲のいい幼馴染がいることは事実。

悩みに悩んだ末、A子は夫に打ち明けることにしました。

温厚な夫の反応は?

A子から話を聞くと、いつもは温厚な夫が激怒!
「そんなことあるわけない! そもそも付き合ったこともないし、本当にただの幼馴染の1人だよ。なんでオフクロはそんなこと言うんだ?!」と怒りながらも困惑している様子……。
そんな夫を見て、「やっぱりこの人は不倫なんてしてない」とA子は確信しました。

姑の魂胆

翌日、A子が夫とともに義実家を訪れ、姑を問い詰めると、観念したのか姑は魂胆を明かしてきました。
姑はA子がなかなか妊娠しないことに焦るあまり、なんとか離婚させて新しい嫁を迎え、跡取りを授かりたいと思っていたそう。
A子と夫の仲をこじれさせるためにわざと誤爆LINEを装って送ってきたというのです。

それを聞いた夫は姑に対して縁切りを宣言。
「たとえ子どもができなくてもA子と別れる気はない。子どものために結婚したわけじゃない!」と言ってくれました。

まとめ

結局、その1年後にA子は妊娠。今は子育てに奮闘しつつ幸せな日々を送っています。

姑はというと、せっかく初孫ができたのに抱くことはおろか会うことすら許されず、寂しい日々を送っているそうです。自分の欲望のために愚かな茶番を仕組んだ報いですね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの