潔癖症の人の中には、あらゆるものを汚く感じてしまう神経質な人もいますよね。なかには、汚れるのを嫌がるあまり、暴言を吐いてしまう人もいます。そこで今回は知人から聞いた「潔癖症のママ友から暴言を吐かれた話」をご紹介します。
潔癖症のママ友
Aさんは幼稚園に娘を通わせる主婦です。そんなAさんにはたくさんのママ友がいるのですが、その中の1人、Bさんは変わり者として有名でした。
Bさんはかなりの潔癖症で、汚いと感じたものにはまったく触れることができません。またその性格によって、ママ友や子供の友達を家に呼ぶこともありませんでした。
そのようなこともあり、AさんはできるだけBさんとは距離を取るようにしていたのです。
まさかの言葉
そんなある日、Aさんが娘を迎えに行くと、娘はBさんの子供と遊んでいました。親同士は距離を取っていても、子供同士は仲が良かったのです。
ちょうどそんなタイミングで、Bさんも子供を迎えにやってきました。
Aさんの子供と、Bさんの子供が遊んでいるのを見たBさん。そこでまさかの言葉を発します。
「汚い! 私の子供に触るな! 」
ドン引きするママ友たち
まさかの発言に周囲にいたママ友も驚きます。
Bさんは自分の子供にAさんの子供が触れるのが許せなかったのでしょう。それにしても、子供に「汚い」と怒号をあげるのは、非常識です。
ママ友がみんなドン引きする中、Bさんは子供を連れ去るようにして帰っていきました。
暴走は止まらない
それからもBさんの暴走は止まりませんでした。
やはりBさんは子供に別の子供が触れると「汚い! 」と叫び、すぐに消毒スプレーで触れたところを消毒する始末。
それにより、子供たちはBさんの子供から距離を取るようになっていきます。触ると怒られるのですから、当然ですよね。
そしてBさん自身もママ友の中でどんどん孤立していきました。
結局、Bさんとその子供は幼稚園を辞めることに。その後、2人がどうなったのかは誰も知りません。
潔癖症も度が過ぎると、さすがに付き合いきれないですよね。子供に悪影響がなければ良いのですが……。
ftnコラムニスト:ふくろうクジラ