嫌な姑がいると、その影響を子供が受けてしまうこともあるものです。場合によっては、子供が大嫌いな姑そっくりな人間になってしまうこともあります。そこで今回は知人から聞いた「息子に私の悪口を吹き込む姑の話」をご紹介します。
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大嫌いな姑

主婦のAさんは、姑のことが大嫌いでした。元々、結婚を反対されていたこともあり、義母との関係は最悪。いつも嫌味ばかり言われていたのです。

そんな姑でも、孫である小学生の息子のことは大好きです。そのため、定期的に義実家に行くのですが、姑はいつも最悪なことをします。

なんと、息子にAさんの悪口を吹き込むのです。

悪口を吹き込む姑

「いつも口うるさくて、嫌になっちゃうねー」

「あんなマズい料理ばっかり、どうやったら作れるんだろうねー」

姑は息子に対して、こんなことばかり言います。そしてそれを聞いて、ケタケタ笑う息子。

かなりイライラする行為ですが、いつものことですので、Aさんは慣れている部分もありました。しかしまさかの出来事が起こります。

息子のまさかの言葉

ある日、家で息子と一緒に過ごしていたときのことです。

「お母さんの料理まずーい」

今までそんなことを言ったことがない息子が、姑に似た口調でこんなことを言ってきました。

さらに「口うるさいのヤダー」など、いちいち反抗してくるように……。

息子がこんなことを言うようになったのは、姑の影響であることは明らかでした。

我慢の限界

数週間後、義実家に行ったときのこと。いつものように姑は息子に悪口を吹き込みます。その様子を見たAさんは、もう我慢の限界。

「息子と喋らないで! 」

思わずそう叫んでしまいました。

「はぁ? 」と詰め寄ってくる姑。しかし一度言ってしまったら、もう止まりません。

「あんたのせいで息子が悪い言葉ばっかり覚えてるのよ! 教育のためにも、今後一切、あんたとは会わせないから! 」

Aさんはそう宣言します。

孫と会えなくなるとわかった姑は、途端にオロオロ。「べ、別にちょっとくらい……」と言いますが、「うるさい! 」とAさんは一蹴。そしてそのまま息子を連れて、義実家を出ていったのです。

その後、実際にAさんは義実家に行かなくなったとのこと。姑から何度も連絡が来ているそうですが、全て無視しているそうです。

息子に悪影響を与える姑なのであれば、確かに距離を置いたほうが良さそうですね。姑が反省して態度を改めない限り、今後も会わせないで良いのではないでしょうか。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ