何かと比較されがちな、専業主婦ママとワーママ。同じママでも置かれた環境の違いから、価値観の違いが生じやすいものです。今回は「ワーママが専業主婦ママから言われたカチンと来た一言」のお話をご紹介します。
専業主婦ママの無神経な発言
友人のAさんは正社員として働きながら、3歳児を育てているワーママです。そんなAさんには以前から悩みがありました。それはママ友Bさんについてです。
Bさんは近所に住んでいる専業主婦で、子供同士が同じ年だということもあり、公園などで顔を合わせる機会が多くあります。
そんなBさんの口癖は「仕事なんて絶対無理! マジで働きたくない」。Aさんがワーママだと知っているはずなのに、無神経な発言を繰り返してくるのです。
子供と居てあげなきゃかわいそう?
仕事にやりがいを感じているAさんは、Bさんの発言にイライラが募っていきました。それでもAさんはグッとこらえて聞き流していたのですが、Bさんから聞き捨てならない発言をされてしまいます。
「小さいうちは子供と居てあげなきゃかわいそうだよ」
これを聞いたAさんは、自分の中で何かがプツンと切れた音がしました。
「うちの子の何を知っているの? 子供は私が働いている姿を見て、ママかっこいいって言ってくれてる。それに、あなたには関係ないでしょ?」
Aさんはこう怒号し、それ以後Bさんとは疎遠になっていきました。
働いていることが羨ましかった
ある日、BさんからAさんに一件のLINEが届きました。
「この前はごめんなさい。正直、働いているAさんが羨ましかったの」
Bさんは働きたいものの、夫から子育てに専念してほしいと言われていて働くのはNG。子供と二人きりの生活にストレスが溜まり、育児ノイローゼになっていました。
ただ、Bさんを許せないというAさん。Bさんにどのように返信をしていいか分からぬまま、時が過ぎていきました。
仕事の有無を問わず、同じママでも合う合わないがあるのは当然です。少しでも違和感を感じた人とは、無理に付き合わない方がストレスを抱えなくて済むでしょう。
ftnコラムニスト:はぴまる