娘と家庭であまり会話がないという父親も多いでしょう。しかしそんな娘はいつもそんなそっけない態度というわけではなく、彼氏の前ではまったく別の顔を見せているものです。そこで今回は知人から聞いた「娘が彼氏へのラブラブLINEを誤爆してきた話」をご紹介します。
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そっけない娘

Aさんには高校生になる娘がいます。娘とは喧嘩をすることはないのですが、年頃ということもあり、あまり会話はありません。

声をかけてもいつもそっけない態度……。父親としては寂しい状態でした。

娘からのLINE

ある日のこと、いつもはLINEを送ってくることなど滅多にない娘から、LINEが届きました。

それだけで少し嬉しくなってしまうAさん。そして内容を確認すると、急転直下。先ほどの喜びとは真逆で、顔面蒼白になってしまいました。

「またいっぱいキスしたいな」

それが娘からのLINEだったのです。

明らかな誤爆LINE

そのLINEがAさんに向けたものではないことは一目瞭然でした。おそらく、彼氏に送るはずだったLINEを間違えてAさんに送ってしまったのでしょう。

しかし、あのそっけない娘が彼氏の前ではこんなに甘えん坊だということ。

そして、娘には彼氏がいるという事実。

さらにキスまで済ませてしまっているということ。

一度に知りたくない情報が山ほど入ってきて、Aさんはパニックになってしまいそうでした。そしてそれからすぐ、娘が間違いに気づいたのか、そのLINEは削除されました。

家に帰ると

LINEは削除されたものの、Aさんがそれを読んだということは娘も知っているはずです。そんな気まずい状況の中、Aさんは家に帰ります。

「ただいま」といつものように家に入り、リビングに向かいます。そして椅子に座る娘を発見。

特に会話はありません。

その後、みんなで食事をしたのですが、娘は妻と話すばかり。いつものことです。

そしてそれからも、娘が何かを言ってくることはありませんでした。

Aさんも娘にあの話はしないようにしていました。正直、真実なんて知りたくなかったからです。

結局、Aさんは今でもあのLINEのことは話せていないのだそう。しかしなんとなく、今まで以上に娘との距離が離れてしまった気がするのだそうです。

父親としても気まずいでしょうが、娘さんとしてもかなり気まずかったでしょうね。このようなときは特にそのことには触れないほうが良さそうです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ