ハイスペックな婚活パーティ
30歳までにゴールインがしたい!と思っていたメイは、少しお金がかかってもいいからと、真剣なお付き合いを求めている者同士の婚活パーティに参加していたそうです。
参加者は、年収1000円超えや公務員など、ハイスペックな人が参加している婚活パーティだったのだとか。
結婚を真剣に考えているメイにとっては、とても魅力的な婚活の場となっていたそうです。
結婚を前提に
メイは婚活パーティで、消防士でイケメンの33歳の男性と意気投合して、結婚を前提としたお付き合いをすることになったのだそうです!
彼氏いわく、1年ほど付き合ってみて相性を確かめたい!ということだったので、メイも賛成したのだとか。
3ヶ月ほど付き合った頃に、メイから「同棲してみない?」と提案してみたそうなのですが、「あと半年ほど車のローンが残っているから、家賃まで増えるとしんどいんだ〜」と言われたのだそう。
結婚するなら貯金も必要だし!と思ったメイは、すんなりと納得したそうです。
結婚をしようとしない彼
付き合って1年以上が経過したというのに、結婚の話が進まないことに不安になったメイは逆プロポーズを試みたのだとか!
しかし、彼からは「もう少し貯金が貯まるまで待ってほしい。」という返事だったそう。
33歳で消防士歴も長く、実家暮らしなのにまだ貯金が少ないのかな?とメイは段々と疑念を抱くようになったのだそうです。
また、彼の両親へまだ紹介もされていないことも、疑念を助長する要因だったとメイはいいます。
チャイルドシート?
デートに行くことになっていた当日の朝、彼がいつものようにメイを車で迎えに来てくれたのだそう。
助手席に座ったメイは、シートの位置がいつもより前の方にあったことに違和感があったそうです。
実家暮らしだし、身内の方が座ったのかな? と思ったそうなのですが、ふと後部座席に目をやると、そこにはいつも無かった1台のチャイルドシートが!
夜勤明けで疲れていた彼は、チャイルドシートを外し忘れてしまったのでしょう。
これを見て、メイは彼に「妻子がいたのか!?」と問い詰めたそうです。
「親戚の子どものだ!」と必死で言い訳する彼に対して「今日か明日までにわたしのことをご両親に紹介するなら信じる!」と返したのだそうです。
もちろん彼の答えはノー。
時間を返せ!
両親に紹介ができない理由はやはり、既婚者だったからだそうな……。
1年以上も騙されていたことに心底腹が立ったメイは「詐欺だ! 時間を返せ!」と言ったのだそう。そして、妻のいる彼は、慰謝料を払うことでメイに引き下がってくれるように頼んできたのだとか!
メイは慰謝料をたっぷり受け取ることは、彼に対する制裁になると思ったらしく、同意したといいます。
その後、しばらくは落ち込んでいたメイでしたが、彼からの慰謝料を使って行った海外旅行先でステキな男性と出会い、現在は2児の母となって幸せに暮らしています。
ftnコラムニスト:さらら