姑から嫌がらせを受けているという人は少なくないですよね。そしてなかには、嫌がらせのせいでとんでもない被害を受けてしまったという人もいます。そこで今回は知人から聞いた「姑に雨漏りの修理を命じられた話」をご紹介します。
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大嫌いな姑

主婦のAさんは姑のことが大嫌いでした。会えば嫌味を言ってきますし、Aさんのことを家政婦のようにこき使う姑だったからです。

そしてその日もAさんは、姑から命令をされてしまいます。

「家が雨漏りしてるから、修理して!」そんなことを言われてしまったのです。

義実家に行くと

Aさんに雨漏りの修理などできるはずがありませんが、姑は「様子だけでも見てこい」と譲りません。そのためAさんは仕方なく、義実家の屋根に上り、雨漏りしている箇所を調べにいきました。

しかしその時です!

雨に塗れた瓦でAさんは足を滑らせてしまいます。そしてそのまま落下……。

足に激痛が走り、Aさんはそのまま救急車で運ばれていきました。

病院に行くと

病院に行った結果、Aさんは足を骨折していることが判明しました。

そのとき「大丈夫か!」とやってきたのは旦那。Aさんのことを心配して、早めに仕事を切り上げてやってきてくれたのです。

そんな旦那の姿を見て、思わずAさんは涙を流してしまいます。

「泣けばいいと思って……」そうつぶやいたのは一緒についてきていた姑。その言葉を聞き、Aさんはさらに涙を止められなくなります。

そして涙ながらに、何があったのかを全て旦那にぶちまけたのです。

旦那がブチギレ

「ふざけんなよ!」

全てを説明すると、旦那は姑にそう言ってくれました。いつもは何も言ってくれなかったのですが、今回ばかりは許せなかったようです。

そして「もう二度とウチの嫁はあんたの家に行かせない! 自分のことは自分でやれ!」と旦那が宣言してくれました。

姑はギャーギャーと反論してきましたが、旦那は聞く耳持たず。結局その後、Aさんは本当に義実家に行かなくて良くなり、平和な日々を取り戻せたのです。

自分のせいで怪我をさせておきながら、謝りもしないなんて最低な姑ですね。旦那さんが味方になってくれたのは、せめてもの救いです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ