Aさんは結婚7年目の主婦。夫とは仲が良く、浮気をしているなんて疑ってもいませんでした。それもそのはず、夫の浮気相手は何と同性だったのです。筆者の知人に起きた嘘のような本当の不倫話をお聞きください。
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「今日も飲みに行ってくる」夫からのいつもの連絡

Aさんの夫はとても友達思いの人でした。

「友達が落ち込んでる」
「友達に呼び出された」

そんな風に「友達」が理由で、よく夜に出かけていくことがありました。でも、出かけると必ず友達といる写真を送ってくれていたので、Aさんは安心していたのです。

「今日も友達と飲みに行ってくる」

夫から今日もいつものように連絡が入りました。Aさんは「了解。楽しんで」と返信し、今日は手抜きご飯にすることを決意。これはいつものAさんの日常のはずでした。

え? 嘘だよね? まさかの展開

その日の夜遅く、夫は酔っぱらって帰ってきました。玄関で寝てしまいそうになる夫の胸ポケットからスマホが落ち、ちょうどその時にラインの通知が鳴り画面が見えてしまったのです。

「今日も最高に気持ち良かったよ。また来週な」

送り主は夫の親友の男性です。「気持ち良かった」をマッサージにでも行ったのかな? と無理矢理ポジティブに変換しようとするAさんですが、このメッセージは怪しすぎます。

夫のスマホを拾い上げ、親友とのラインのトーク画面を見てみることにしました。すると、そこには体の関係があることがわかるやり取りがたくさん。裸での2ショットまであったのです。

夫はバイセクシャル! 「君のことも愛してる」

Aさんはすぐにでも夫を叩き起こしたい気持ちになりましたが、自分自身が冷静になるためにも一晩たってから話をすることに。証拠だけはばっちり残して明日に備えることにしたのです。

翌朝、二日酔いで頭の痛そうな夫に話をします。

「あなた親友と浮気してるの? 」

「そんなわけないじゃないか! 」と慌てる夫ですが、証拠を見せると黙ってしまいました。

「ごめん! 君のことも愛してるんだ! 」

ずっと信頼していた夫はバイセクシャルで、Aさんを騙し親友の男性と浮気をしていたのです。

ごめん無理! 別れましょう

Aさんは夫を受け入れられず離婚を選びました。Aさんは夫のバイセクシャルという性的趣向が受け入れられなかったのではありません。ずっと嘘をつき裏切られていたことが許せなかったのです。

夫からも浮気相手からも慰謝料を受け取り離婚したAさん。今でも男性との恋を怖く感じてしまい、すっかり男性不信となってしまったそうです。バイセクシャルであろうとなかろうと、大切な妻を裏切り心を傷つける行為は許せませんね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶